はらたつわ~
「腹立つわ~」
お笑い芸人たちがよく
「ホメコトバ」として
使っている印象がありますね。
特にダウンタウンが(笑)
一般人の私たちは逆に、
これを怒ってるとか、
気分を害してる発言と
みてしまう人が
「多くなってきている」
ような気がします。
字面そのままを受け取ると
そうなんですが、
愛情の裏返しのような、
チカラを認めてる感覚なんでしょうね。
この感覚、言われたほうの芸人たちも
やっぱりうれしいんでしょう、きっと(笑)
こんな感覚、外国人は
わかってくれるんでしょうか?
コトバとは真逆のような
コミュニケーション。
素直にほめるのとは
また違う感覚で、理解に苦しむ
印象を与えてしまうんでしょうね。
ダイレクトにほめてくれないと
「わからないよ」と。
ただ、腹立つわ~って
言いながらも表情見ると
一発でわかりますよね、ほんとは。
字面だけでみてしまうと、
齟齬が生じてしまう。
ワタクシは日本で生まれて、
日本で育った人間。
多感な時期にお笑い文化に触れて、
多分に影響を受けた世代なものでして(笑)
笑いっていまこそ
逆に大事じゃないかなって。
よく、世間では昔は
それで笑えたかもしれないが、
いまは笑えなくなった
という趣旨の意見をみる。
でもそれは
笑えなくなったんじゃないですよ。
アレコレとさまざまな意見に触れて、
いつの間にか流されるように
ブレてるだけです、きっと。
これをしちゃいけないのではないか?
失礼になっちゃうのではないか?
差別になってしまうのではないか?
ハラスメントになってしまうのではないか?
こうやって、現代の私たちは
自分たちで苦しくしていく。
いろいろと気にしていくと
なんにもできなくなるし、
失敗もしないように注意しすぎると、
緊張感も高まるし、
どんどん苦しくなっていくんですよね。
一度、清肺湯ダスモックのようなもの
いまの私たちには
必要なのかもしれません(笑)
長年こびりついた汚れのような、
アシカセのようなもの。
スッキリさせないと、
ちょっとまずくありません?
イイコトバカ。
「いいことばかり」じゃダメなんですよ。
理(り)があると思って
言ってることも、
実は、リがない、イイコトバカ。
おもしろいな、コレ(笑)
見方を変えれば、味方にもなる。
悪いほう、悪いほうに取り続けると
行き詰まりになって、息詰まりにもなる。
うん、やっぱり私たちは
もうちょっと逆の意味でとらえる
重要性みたいなものが
ほんとうにより良くするための
ヒントになるような気がする。
これはたぶんいろんな人に
大きなヒントになる。
みんながAに集まるなら、
逆にBのほうに
ヒントもチャンスもあるんだよ、
みたいなね。
逆をとれ。
腹立つわ~(笑)
(2020年1月2日に書いた記事です。
我ながらよく書けたほうです、笑)