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スマホのない時間の過ごし方


中央競馬の騎手に相次いで発覚

スマホ持ち込みによる処分が

このところ若手騎手を中心に続く


最近ではない23年4月時点での

使用が発覚したとして処分した件

女性の藤田菜七子騎手ではあるが

(コレ書いた時系列でいうと

引退報道記事を見る前ですが)


これは通信内容が関係しているのか

単なる使用であれば、1年半も前の

使用をいま処分対象とするだろうか


なんらかの通信記録などをたどって

問題あるケースが発覚したような

遡り方だなと個人的には思った第一印象


おそらくは若手に限らず使用してる

そう考えて差し支えないとは思う

ただ八百長だとかの不正については

ないものと信じていますけどね


本会の騎手として

重大な非行があったものと

認められるため(JRA発表)


この表現は同じなんですよ

今回の前に騎乗停止が発表された

永野、小林勝の男性若手騎手とも


もし外部との接触といっても

公正なレースを歪めるもので

ない場合も、この重大な非行に

含まれるものなのだろうか


もし、もし仮にですけども本人が

非常にプライベートなやりとりを

通信アプリ上でしていたとして


開示請求かなんかで他人に見られて

しまった場合、プライバシー問題は?

これは男性、女性に限らずですが


女性騎手ならば開示された内容を

男性に見られたくないものでも

担当だからといって仮に男性が

配慮もせず確認しているのならば

JRA側に問題はないのだろうか?


重大な非行というくくりには

いろんな言えないこともあるでしょう

発表できないこともあるでしょうし


もしかしたら、そういうことも

今回含まれているのであれば

かなり繊細であり、裁定する側にも


デリケートな気遣いや

注意義務みたいなものの責任も

あるんではないかなと思いますね

真相は知らないのであくまで想像ですが


この手のプライベートなやりとりは

他人に見られると恥ずかしい内容や

見られたくないものも含まれている

ってことも想像に難くないことです


それに対する配慮があったのか

これ以上続けていけないほどの

大きな精神的ダメージを負って

引退の決断に至ってしまったのか


そこに対するプライバシーを

侵害しない配慮がなされていたか


もちろん重大な非行があったと

されたことを、したのは良くない

本人たちの責任は当然ですけども

配慮欠けてた部分、絶対にない?


結婚する前とか、結婚したからとか

もう何にも関係ないし、成績を引き合いに

引退すべきというのも違うでしょうし


一般の人の競馬好きよりも、当たり前ですが

人生かけて、命かけてやってきたのが

騎手でしょうからね、言うまでもない


やはり個人的には、公正な競馬を揺るがす

そういう問題行動はない、とは思いたい

真相はどうか知りませんけどね、現時点で


スマホについてどう付き合うかの問題も

身近になって生活と切り離せない世代と

なくても過ごせる世代との違いもある


通信機器とプロの仕事としての意識

まだ甘いところも、あるかもしれない


個人的に思うのは、調整ルームに

入るときそこからすでにもう仕事だと

思って過ごすことが良いのかなと


その意識を後押しするためにも騎手に

実際に手当も支払われるべきですよ

仕事の一部として相当の手当の支給を

真剣になりますよ、おそらく今よりは


昭和時代は自己管理の問題で

仕事に含まれない認識で

それくらい無償でやって当然だって

スタンスだったんだろうなと


でも時代が変われば、変わった常識

一般の仕事のなかでもあるでしょ?


サービス残業当たり前の時代を経て

仕事に含まれるが、カネは出さない

責任として最後までやれとかが

もう通用させてはならない時代ですが


この悪しき流れはまだ根が深いから

まだ古い常識でまかり通ってしまう


スマホがない過ごし方が苦手なまま

育ってきた世代でもあるけどね

騎乗中だけが仕事ではないのも

本人らも重々承知してるはずなのに


どこかで調整ルームに入る瞬間から

仕事の一部、仕事中だという意識を

持って過ごすほうが良いのではないか


そして調整ルームに入るのも

仕事としてJRAは手当を出すべき

と思うんですよ、やっぱり


それが公正を担保する競馬界のために

必要なことなのであれば


緊急連絡などのしくみはあるでしょうし

あいまいに自己管理で任せていた部分に

手当も出ないから強制もできなかった


そういう名残りがあったのかもしれない

あいまいにしてきたJRAの責任追及も当然


特に若手騎手だけが何故こう騎乗停止や

飲酒運転、命を絶つ者まで出てしまうのか


JRAも本当はメンタル的なケアを騎手に

なってからでもサポートしていかないと

いや、なってからこそ必要なのでは?


調整ルームからが、もう仕事ですと

手当も払うし、仕事のための準備

それは仕事に含まれますよね?

手当を支給しましょうよ、独自で


労働者じゃないとか個人事業主だとか

細かいことは抜きにしていいから

話が何も前に進まない日本人の悪癖で


騎手がそこで過ごすのも仕事の一環であり

公正の担保のために、騎手が業務上に関わる

必要な準備をしているわけですから

そして騎乗中も命かけてるんですからね


なんかもう詳しい法律の知識は知らん笑

それっぽく昔の記憶を思い出して書いたが


手当を出すことで、若い騎手も

スマホのない過ごし方に対して

プロ意識を高く持つことにつながるし

ないならないなりに過ごす工夫もする


人間ね、いつもあるものがないとき

それに慣れてくると自分で調整しつつ

何かバランス取るように見つけるんです


これが「人間の調整ルーム」です笑

強引すぎますね、オチがひどい笑


いずれにしてもこれまでもあったであろう

問題を全部ウミを出すかのように発表し

処分すればいいという問題ではないんで


どうすれば自分から調整ルームで

スマホを使わない決意をさせる

これができるか?ですから


そういう逆算をしてアプローチを

真剣に考えていかないことには

根本からの解決は難しいと思います




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