サンサンゴゴチームが生み出す未来
不適切、終わりましたね
相変わらず伏線回収の喜びに
邁進したがる記事があふれ
読んでるのが多いからだろう
狙い丸見えのコタツ記事に
タコが群がるタコツボ記事だ
細かいところを指摘してツッコミ
さほど笑ってるわけでもないのに
ネット爆笑とされてしまうナメられ感
恥ずい、こりゃひたすら恥ずかしい
ずっと私たち現代人の悪いところを
ふざけながらもちゃんと毎回
皮肉を込めてバカにされあざ笑う
その指摘していても、私たちは全く
真に受けることはないんだよね
どこまでいっても感動や笑い
伏線回収に勤しむ姿勢で
変えるチャンスがあるのは
いまの自分たち自身なんだよ
というメッセージは見えまい笑
いや見えてるけども実際には
不可能で、それ頑張るリスクより
無難に第三者で楽しんでるほうが
リスクないからいいやって思ってる
まず基本的にそれを変えるための
現実的にフィールドをつくれない
おそらくそこがすべてに近くて
ここをスムーズに開けばあとは
人間の、いや日本人の加速力を
信じるしかないのだろうと思う
パッと急に集まっても日本人は
互いにモチベーションが高ければ
協力し合うスイッチやスペックは
恐ろしく高いはずだと思ってる
昨年の秋頃、道路の側溝に脱輪して
車を持ち上げなければならなかった
ちょうどその時自宅に来て作業してた
屋根屋さん2人、近所の年配男性2人
通りかかった灯油配達のお兄さんなど
あれよあれよと集まり、自発的に
アレ持ってこようか、アレなら持ち上がる
そっち方向に向かって上げたら
なんか薄い板ないか
つっかえ棒的なものも
ジャッキあるよ
こっちに乗せれば動く
よし持ち上げるぞ
ダメかもう少し長い板差し込んで
その上にタイヤ乗せたら
動くかもしれない
各自思うことを遠慮せず意見し
発言しながらも自発的に動いて
協力して進めていって
業者を呼ぼうか迷っていたが
みんなでうまいこと脱輪した
ワタクスの軽自動車を持ち上げ
戻すことに成功した
コレだと、この感覚がヒントだと
面白いのは、その高揚感があるなか
当たり前のことをしたんだから的な
このサンサンゴゴのチームは
各自が家路や仕事場などに
あっという間に消えていった
なんてカッコイイ笑
そしてまるで何事もなかった
かのように仕事を始めた屋根屋さん
いつの間にか家に戻った近所の年配男性
特に交流もない人であったのだが
そして路肩に灯油配達車を停めて
手伝ってたお兄さん、みんな
いなくなってた
まるで夢の中の出来事かのように
もちろん自宅を直してた屋根屋さん
ご近所さんにも丁寧にあいさつしたが
いやいや、当然のことをしたまでで
的な笑、あの雰囲気に可能性が見える
フィールドづくりが重要であり
誰かに従うでもなく自分がやる
群がらずに小粒でも意思ある船頭
その船頭が増えることが逆に重要で
「意思決定」する意識が自分に根付く
それをやるのを少し恥ずかしがる
内気すぎる国民性もあるから
素直に気持ちを表現しづらいのか
それもあってドラマのミュージカル風
でもやはり、自ら重い腰は上がらない
クールじゃない熱くなっているのを
嫌う雰囲気みたいなものもあって
周囲見ては自分の思いを素直に
出して表現することに躊躇してしまう
なんか急に言うけども現代人って
我々自覚もしてるだろうけど
何も自分から決定できず従うだけで
流されて衰えて死んでいくのか?
全部のセクションで潤滑油が不足し
動きづらくて、ならば動かないほうが
リスクが少ないから、意見も出さずに
気づいたら、ハゲ散らかし
ニオイも諦め、頬は垂れ下がり
腹は出て、節々が痛くて
老眼が進んで、腰が背中が
どんどん小さく
お金だけかかる額は
どんどん大きく
生活してるだけの人間に
なってしまう、仕方ないと
喜びは他人を応援して楽しむこと
自分の将来はいまを生きるだけで精一杯
ならば、才能ある人を応援、批評して
なんとか時間やストレスを紛らわす
生きる希望はなんだろう、食欲、性欲?
全て満たされずぶつけるマウント欲?
満足を得るのは自分だけでいいのか
みんな自分だけを優先してる
だから自分のことだけでいいのか
でも、やる場がないから無理か
逡巡しながら、個人では何もできない
しくみに組み込まれてしまって久しい
動かすには組織を持ち、権力を持ち
財力、人脈を持ち、支配欲を高めて
うまく立ち回ろうとする小賢しさ
彼らがのさばり続けても
誰も撃ち落とせない社会
こういう社会を変えるには
フワッと光が射し込む希望が必要
そのために何か事を自然となせる
フィールドがビジネスで始めない
フィールドづくりが大事なのでは?
そのヒントのひとつは
秋の夕暮れサンサンゴゴ
この感覚から始まること
誰もが何かしらで似たような
感覚を経験したことがあるだろう
自然と集まって各自が自発的に
動いて物事を成し遂げてしまう
あの感覚、たくさんあるはずだ
このサンサンゴゴチームは
一人を立てて従って動くのでなく
多くの船頭が率先して自ら動く
アドリブ的、ジャズ的な感覚だ
日本人のポテンシャルならば
この感覚を利用して場づくりが
できれば、進まないことが一気に
進む可能性だってあるのではないか
面白いでしょ?笑
でもこんなヒントって実は
私たちの日常にはたくさん
隠れているのだと思いますけどね
やれる雰囲気とフィールドを
つくること、そのつくり方を
既存の発想以外から始めることが
カギにはなるだろうと感じますね