音楽文化を耕す会

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選別者不在 その2「メディア」

音楽は目に見えないものであり、感じるものです。ですから、その良し悪しを判断するのは人間の「感性」です。 ところが昨今の日本には、価値判断基準は収益がいくらだとか、人がどのくらい集まっただとか「数字」ばかりを重視する風潮が蔓延っているため、音楽のみならずあらゆる場面で「感性」が無視されている傾向にあります。 日本社会が歪んでいると感じることができる人は、このことにすでに気がついているはずです。しかし一方で、このことに全く気づいていない人も多くいるのです。 メディア勢力社会の中

    • 選別者不在 その1「ライブハウス」

      結論から言えば、日本の音楽文化がつまらない理由は、選別者がいないことにあります。 選別者とは、良い楽曲や能力のある作り手や(一般的な意味での)歌い手、あるいは弾き手を選ぶことができる人のことです。 多くの人は、まだ聴いたことのない良い曲を探そうと思っても、どう探していいかわかりません。また、探すための労力をかけたいと思っていません。 ですから、音楽好きの中でも特に音楽好きで、なおかつ質の良し悪しや種類を選別でき、人々に伝える人が役割として必要になってくるわけです。 作る人

      • 『音楽文化を耕す会』創設

        海外に影響力を持つ日本文化として、寿司やラーメンなどの食文化がありますが、オタク文化も優れていて、アニメ・漫画・ゲームの海外への影響力は絶大です。しかし、音楽に関してはパッとしません。 洋楽好きの日本人が多い一方、現代日本音楽は海外では影響力を持っていません。それは日本の音楽文化が海外の音楽文化と比べると質がないからです。 巷で流行っている音楽といえばテレビで宣伝されているものばかりで、海外の音楽好きをも唸らせるようなものではありません。ネットではバーチャル文化が人気なよ

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