８月の米国株スイングトレード実績と最新のポートフォリオ

はじめに

本記事は、2024年８月の米国株市場におけるスイングトレードの運用結果を詳細に分析し、投資家の皆様に実践的な洞察を提供することを目的としています。

これらの情報は、株式投資管理・分析アプリ『カビュウ』を用いて集計・分析しています。『カビュウ』は、個人投資家の運用をサポートする強力なツールであり、本記事で紹介するような詳細な分析を容易に行うことができます。

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8月の米国株式市場

S&P500指数、ダウ工業株30種平均、ナスダック総合指数が揃って上昇し、特にS&P500は4か月連続のプラスを記録しました。すごいですね！🏆

米国市場を動かした主なファクターは：

• FRB（連邦準備制度理事会）の利下げ観測の高まり 📉

• 堅調な経済指標（GDPの上方修正、新規失業保険申請件数の減少）📊

• 投資家の株式選好の強まり 💼

特に4-6月期の米GDP改定値が上方修正され、新規失業保険申請件数も減少したことから、米国経済の安定感が確認されました。このため、9月には利下げが行われるとの期待もあり、投資家の株式選好が強まっています。

ダウ平均が史上最高値を更新する場面もあり、投資家の皆さんもきっとワクワクしたのではないでしょうか？😃

一方で、エヌビディアなど一部企業の決算発表後には急落する場面もありましたが、その影響は短期間で消化されました。ナスダック指数も小幅な下げに留まり、全体としては堅調な相場となっています。

８月のスイングトレード運用成績概要

それでは、８月の運用実績の詳細な分析に入っていきましょう、と言いたいところですが、今月はあまりチャンスがなく、ほとんどトレードを行わなかったため、下記のとおりとなりました。

勝ち　3回
負け　0回
確定利益　28,236円
確定損失　0円
平均利益　9,411円
損益率　4.7%
プロフィットファクター　-(損失がないためデータなし)
ペイオフレシオ　-(損失がないためデータなし)
最大利益率　6.4%
最大損失率　-%

8月の運用成績は、トレード回数は少なかったものの、質の高いトレードを行えたと評価できます。

しかし、取引回数が少ないため、この結果を過大評価せず、引き続き慎重かつ戦略的なアプローチを維持することが重要だと考えています。

９月１日時点のポートフォリオ

９月１時点のポートフォリオは、７つの銘柄で構成されています。

1. マリオット・インターナショナル

• 業界動向： コロナ後の旅行需要回復の恩恵を受けやすい位置にいます。特に、国内外の旅行需要が回復傾向にあります。日本市場においても、観光業界全体が回復に向けた動きを見せており、マリオットはその恩恵を受ける立場にあります。また、アジア太平洋地域（中国を除く）での新規ホテル開業を進めており、この地域での成長が期待されています。特に、海外市場の成長が米・カナダを上回ると予測されています。

• リスク要因： 経済の変動に敏感な業種であることに注意が必要です。特に、経済不況などが旅行需要に大きな影響を与える可能性があります。また、競争が激化する中で、サービスの質や価格競争力を維持するための投資が必要となることもリスク要因です。さらに、中国市場では需要の低下が指摘されており、RevPAR（1室当たり売上高）の成長予測も引き下げられています。

2. イーライリリー

• 注目分野: イーライリリーは肥満薬や認知症薬に注力しており、特にアルツハイマー病治療薬「ドナネマブ」が注目されています。この薬は、アミロイドβを標的とすることで病気の進行を遅らせることを目的としており、FDAの承認を受けています。
  また、肥満症治療薬「チルゼパチド」は、肥満症だけでなく2型糖尿病にも適応される予定であり、その多様な適応症が市場での成長ポテンシャルを高めています。

• 成長ポテンシャル: イーライリリーは研究開発に多額の投資を行っており、特に新薬の開発が成功すれば大きな成長が期待されます。肥満症薬の増産に向けて新工場を建設する計画も進めており、これにより市場供給能力を強化しています。