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資源価格下落でも怖くない!、“4,500億円の非資源利益”でわかる三菱商事の長期投資メリット
もし「資源価格」が大きく動いても、まるで動じない投資先があるとしたら…?
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なぜなら、三菱商事は**年間4,500億円以上の“非資源利益”**を稼ぎ出しているからです。
資源相場が下がっても安定した収益を確保できる──その理由を、わかりやすい数字でお伝えしています。
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LNGからコンビニまで網羅する事業力
一社に投資しながら「エネルギー」「生活関連」「インフラ」など、多彩な分野をカバーします。資源価格リスクに動じない安定収益
年間4,500億円を超える非資源利益が、経済の変化にも揺るがない強さを支えます。将来の成長に向けた投資計画
収益基盤の強化、環境に優しいエネルギーへのシフト、DXの導入など、今後の伸びしろも十分です。
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「資源価格が不安で投資を迷っている方」
「安定収益と将来の成長を両立する企業を探している方」
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1.事業概要:「LNGから日用品まで」驚きの事業範囲
三菱商事は8つの事業グループで構成される総合商社です。各グループは特定の産業分野に特化し、世界中で事業を展開しています。
また、総合商社とは、様々な商品の取引や事業投資を行う日本特有の企業形態です。単なる仲介業ではなく、自ら事業を運営し、世界中に投資も行う総合的な企業グループです。
(1) 地球環境エネルギーグループ
このグループは世界的なエネルギー需要に応える重要な役割を担っています。
特にLNG(液化天然ガス)は、環境負荷が比較的低い化石燃料として注目されています。なお、LNGとは天然ガスを液化したもので、体積を約600分の1に圧縮できるため、効率的な輸送が可能となります。
主要事業・資産
LNGプロジェクト(ブルネイLNG、マレーシアLNG、ウィートストーンLNG等)
キャメロンLNG(米国)
LNGカナダ(建設中)
北米シェールガス開発
石油関連事業
(2) マテリアルソリューショングループ
素材関連事業を担当するグループです。メタルワンは自動車用鋼板など、産業に不可欠な鉄鋼製品を扱う重要子会社です。素材産業は景気変動の影響を受けやすい特徴がありますが、産業の基盤として安定した需要も見込めます。
主要事業・資産
鉄鋼製品事業(メタルワン)
化学品事業
Cape Flattery Silica Mines(硅砂)
(3) 金属資源グループ
鉄鋼の原料となる石炭や、電気自動車に必要な銅など、重要な金属資源の開発・生産を行っています。特に銅鉱山事業は世界有数の規模を誇ります。資源価格の変動により業績が大きく変わる可能性がある一方、優良な資源権益を持つことで長期的な収益が期待できます。
主要事業・資産
BMA原料炭事業(豪州)
銅事業
Escondida(チリ)
Los Pelambres(チリ)
Anglo American Sur(チリ)
Antamina(ペルー)
Quellaveco(ペルー)
鉄鉱石事業(Iron Ore Company of Canada等)
(4) 社会インフラグループ
都市開発やプラント建設など、社会基盤を支える事業を展開。千代田化工建設は世界的なプラントメーカーとして知られています。インフラ事業は初期投資が大きいものの、完成後は長期的な安定収益が見込めるのが特徴です。
主要事業・資産
不動産・都市開発事業
エンジニアリング事業(千代田化工建設)
建設機械レンタル事業(ニッケン)
(5) モビリティグループ
自動車関連事業を統括するグループ。特にアジアでの自動車販売網が強みで、新興国の経済成長の恩恵を受けやすい位置にあります。電気自動車の普及など、自動車産業の大きな変革期における事業展開が注目されています。
主要事業・資産
三菱自動車工業関連事業
いすゞ自動車関連事業
タイ・インドネシアでの販売事業
その他アジア・豪州等での事業展開
(6) 食品産業グループ
食の安全・安定供給を担う重要なグループ。Cermaqは世界有数のサーモン養殖企業で、持続可能な水産業のモデルケースとして注目されています。食品産業は景気変動の影響を受けにくく、安定した収益が期待できる分野です。
主要事業・資産
鮭鱒養殖事業(Cermaq:ノルウェー、チリ、カナダ)
食品製造・加工事業
食品原料事業
(7) S.L.C.(コンシューマー産業)グループ
私たちの日常生活に最も身近な事業を展開するグループ。コンビニエンスストアのローソンや食品卸の三菱食品など、消費者向けビジネスを手がけています。なお、ローソンは持分法適用会社です。
「持分法適用会社」とは、議決権の20%以上を保有しているものの、経営の支配権(50%超の議決権)は持っていない関連会社のことです。この会社の損益の一部は、出資比率に応じて三菱商事の業績に反映されます。
主要事業・資産
ローソン(持分法適用会社)
三菱食品
リース事業(三菱HCキャピタル)
(8) 電力ソリューショングループ
再生可能エネルギーを含む電力事業を世界で展開。オランダのEnecoは欧州で総合エネルギー事業を展開する重要な事業会社です。世界的な脱炭素化の流れを受け、今後の成長が期待される分野です。
主要事業・資産
欧州総合エネルギー事業(Eneco)
米州電力事業(DGC)
アジア電力事業(DGA)
送電事業(DTC)
(9)投資方針と重点分野
A.投資計画の3つの柱
三菱商事は約2.4兆円の投資計画を3つの分野に配分しています。この投資計画は、将来の成長に向けた重要な指標として投資家から注目されています。
収益基盤の維持・拡大(約1.5兆円)
既存の収益源となる事業の維持や拡大のための投資です。安定した収益を確保するための基礎となります。EX(エネルギートランジション)関連(約0.7兆円)
環境に優しいエネルギーへの移行を促進する投資です。気候変動対策として世界的に注目されている分野です。DX・成長投資関連(約0.2兆円)
DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で、デジタル技術を活用した業務効率化や新規事業創出のための投資を指します。
B.EX関連の重点分野
EXとは、環境に優しいエネルギーへの移行を指します。再生可能エネルギーやCCS(二酸化炭素回収・貯留)など、環境技術への投資を積極的に行っています。この分野への投資は、企業の環境対応力を示す重要な指標としても注目されています。
再生可能エネルギー
電化向け金属
LNG関連
CCS/CCUS事業
次世代エネルギー
2.2024年度第2四半期業績:「予想を上回る好業績」の裏に隠された"意外な主役"
三菱商事の2024年度上半期(2023年4月~9月)の業績を分析します。特に、以下の3点を重点的にチェックします:
収益性:どれだけ利益を上げているか
財務健全性:借金の状況や資金の使い方は適切か
成長性:今後の見通しはどうか
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