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WE Run | Write, Eat, Run

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私たちが(そして誰かが)走り続けるためのリレーマガジン
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#旅のフォトアルバム

はじめましての方へ、おすすめの記事。1-100記事篇

■はじめまして  『WE Run』は、“私たちが(そして誰かが)走り続けるためのリレーマガジン”というコンセプトのもと、走るをテーマに綴っていく共同運営形式のマガジンです。   “Write, Eat, Run”という3つのキーワードから生まれたマガジン名が象徴するように、書くことを通じて走ることについて考え、食事を楽しむように走ることを楽しもうとするメンバーが、書き手として参加しています。   目指すは、“読み終わったら走り出したくなるwebマガジン”。距離やペースにと

名阪神の中核市をノルディックウォークしながら、大阪のフェスに参加するGW旅 " 旅先で『日常』を走る ~spin-off⑯~ "

2023年5月2日、時刻は午前6時。 東京駅から夜行バスに乗った私は、名古屋に到着した。 いつもならバスが到着した笹島ライブの停留所から名駅までの道すがら、名鉄レジャックビル1階にあるマクドナルドでブレックファーストを摂った後、6階にあるカプセルホテル『ウェルビー名駅』で汗を流すのが名古屋旅のルーティンであった。 ところが、リニア中央新幹線の開通に伴う名古屋駅周辺の再開発事業により、このビルが取り壊しになってしまったのだ。旅の楽しみがひとつ潰えてしまい残念だが、しかたがない

2022年夏、青春18きっぷを使った伏線回収旅 ” 旅先で『日常』を走る ~spin-off⑫~ 後編 "

【前回のあらすじ】 お盆休みを使って、かつて日本海側を旅した際に行きそびれた場所へ足を運ぶ「伏線回収旅」を決行した。ここまで、" 銀山温泉入浴 "  と " 万代バスセンターのカレーライス " を回収した。 8/15 終戦記念日に新潟県を横断する 万代バスセンターの立ち食いそば屋で無事にカレーライスのブレックファーストを摂った私は、その後新潟駅に戻り各駅停車で一路長岡駅へと向かった。この区間で上越新幹線を使わなかったのは、この旅では『青春18きっぷ』を使って移動しているから

2021→2022 青春48紀行 ” 旅先で『日常』を走る ~spin-off⑤~ ”

【はじめに】 この記事は「48歳のおっさんが年末年始休暇を使って、青春18きっぷで4泊5日の旅をした」、ただそれだけの記録である。悪しからず。 1日目 (2021年12月31日) 2021年の大晦日。前日で仕事を納め、今日から年末年始休暇を5日間取得することになった。私は社会人になってもうすぐ四半世紀を迎えるが、年末年始休暇を取得できるようになったのは今の会社に入ってからだ。今回で3回目になる貴重な年末年始休暇を利用して、4泊5日の旅に出ることにした。 とはいえ、年末は

普天間で『国境』を走る “ 旅先で『日常』を走る 〜episode46〜 沖縄編 ”

前回のあらすじ〜 境港で『妖怪』を走る 〜 “ 表裏一体のものをつなぐ僅かなすき間から滲み出る存在が『妖怪』だという。その土地土地の地政や、連綿と流れる歴史や風習、畏れや祈りが彼我のすき間から質量を持って現れるのだ。つまり、妖怪はドラえもんやサザエさんのような『キャラクター(虚構)』ではないので、異物感なく我々と共存できるのではないか? ” 普天間で『国境』を走る 「日本全国の47都道府県すべてを訪れて、その地で走り、後日記事にする」というコンセプトで始まったこの連載

境港で『妖怪』を走る “ 旅先で『日常』を走る 〜episode45〜 鳥取編 ”

前回のあらすじ 〜 松江で『湖』を走る 〜 “ 県庁所在地の、基幹駅と城址の間に存在する湖。なんでもない平日の朝に訪れると、そのちょっとした光景から、宍道湖が地域の人たちの生活に根付いている事を一目瞭然に感じ取れた。” 境港で『妖怪』を走る さて、今回は鳥取県について綴っていく予定になっている。しかし、じつは前回の松江編の続きが少しだけ残っていたのだ。 今回はまず、そちらからお付き合いいただくことにしよう。 -- 松江にはランニング仲間のHさいさんが住んでいる。す