・ 僕の話をしようとすると、決まって最終的には「ただのろくでなしの独り言」に終着するもんで、あまり楽しい話にはならないと思う。 しかし他人のろくでもない話というのは、意外にも面白かったり気持ちよくなれるものでもあるから、君が楽しめる側の人間であるなら本望だよ。 誰も楽しめない僕の独り言を、永遠一人でくっちゃべるってのは想像するだけで苦しいからね。笑ってもらえると助かる。 僕の人生ってのはまだ30年にも満たない薄っぺらいものではあるのだけど、周りの同年代を見ていても、僕は飛び
心の拠り所というものは、いざ改めて考えてみるとぱっと言葉に出せなかったりする。家族の存在、あるいは趣味、物理的な居場所であったり、少しの感覚のことを指すかもしれない。 しかし、問われた際に瞬時に答えを導き出すというのは相当に難しいもので、その理由は結局、心の拠り所は心にしかないという、何とも馬鹿らしい、それでいて明確な。堂々巡りの終点なんだという、至極簡単な話なのである。 視界に映る時計。振り子が絶え間なく振れていて、秒針が滑らかにするすると動き、短針と長針を追いかけ、そし
前回の記事はこちらから ゲストハウス着 待ってました、タイの最初の宿!キタキタ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!! こちらの宿はゲストハウスなんですが、一人一部屋の個室でありがたいんです しかも、ここの宿を決めた大きな理由が、とにかく内装がかっこいいこと!!!!!!!!!!全て内装はアンティークで、私の部屋にもアンティーク家具が盛りだくさん 机やロッキングチェアなど全部が可愛すぎるだろうが!!!!!!!!!!!!! 写真で伝わりますかねほんとかっこいいんです
前回の記事はこちらから タイ到着 とうとう生まれて初めてのタイ、到着でござい! タイ到着を喜びたいのは山々だが、私にはある難題がのしかかっていてね!尿意! 私のこだわりというか、ただ単に無理というか、飛行機内のトイレがどうしても怖くて使えないんですよね なので7時間の尿が溜まりまくっていて、膀胱が死にかけているわけで とりあえずダッシュでトイレへ向かうぜ タイ到着の嬉しさの噛み締めはその後や!タイでの初ミッション・トイレ 爆裂破裂しそうな膀胱を解放してあげる 死ぬほど
いざ出発 前回の記事はこちらから とうとう出発の日を迎えましたよねだーず 前日がスライダーズ のライブだという、なんとも贅沢というか、詰め込みすぎだというか、もはや勿体無いというか ライブ中も翌日のフライトが心配という、日程のやらかし感は否めないが、いや、スライダーズ を見てから出国だなんて最高じゃないか!とね 実際最高でしたからね 当日は四時半起き、そして寝ぼけ眼のまま成田行きの始発に乗り込むおれたち 前日の夜に最後の荷物確認をしておいたので、起き抜けのまま家を出るこ
はじめに この度、数年越しの夢であった東南アジア一人旅を完遂いたしました とんでも大冒険、なんと9泊10日、タイ一人旅でござい 別に「アレをやり遂げたい!」だとか「人生観変えたい!」などという大層な目的はなく、もはや初日から帰りたいなと涙する出だし。しかし、何もないタイの生活は、面白いほどに私の脳を刺激するのでした タイであったこと、全て書きたいと意気込んでおります 書こう書こう!と思いながら既に数日経っているのは見逃すとして、しばらくの間、旅の備忘録!お付き合いください
先日、面白い本が読みたい、つまり好きな作家を増やしたい、という話をしたが、なんとこのたび新しく好みの作家が現れました その名も、中島らも 名前は聞いたことがあったのだが、本は買ったことがない作家 アングラな作風のため割とそこまでメジャーではない作家なのか、本屋に行っても一冊あるかないか。いわゆる、1960〜1980あたりのヒッピー、フーテン文化にどっぷり浸かっていたと見受けられるので、音楽界隈の知名度はかなり高い。 音楽の話も絡めると、個人的に1969年が最もぶっ飛ん
面白い本が読みたい 割と毎日そう思いながら暮らしていて、気がつけば本が増えている 今の家から徒歩5分の場所に本屋があるので、"本屋にちょっと立ち寄る"という機会が格段に増えた スーパーの帰りに寄ってしまい無意識に文庫本を買って帰るという、まあ、ある意味天国 本を買うときは、基本的に平積みされているものからざっと見て、タイトルと表紙に何かしらの興味を抱いたものを手に取り、あらすじを軽く確認、文体とテーマをさらっと読み、もっと読みたい!と思ったものを買うようにしている 売り上
来年、"ずっとやってみたかったことをやってみようの年"にしようと思っています まあ、毎年年末には同じようなことを考えてしまうものだが、来年は一味違う もうすでに、ちょっと具体的なところまで来ているからだ ずっとやってみたかったこと それは、東南アジア放浪の旅 私自身、海外は高校の研修旅行(という名の修学旅行)で行ったアメリカ、サンフランシスコのみだ 実際に現地の姉妹校に通うという、ただの旅行というよりはまさしく研修旅行 ホームステイをして自力でアメリカの高校に通うという割
生まれて初めて、自分の庭を手に入れた ずっと欲しかった庭 家の敷地面積ほどの大きさがあり、以前住んでいた人が庭好きだったため、既にたくさんの草木が植っている 最高だ ターシャやベニシアさんに憧れていた身としては、やはりイングリッシュガーデン、ごちゃごちゃしているのにワクワクしてくるような、ふわふわ盛り盛りの庭を目指してみたい あんなの(ごめんなさい)適当にタネ撒いてほっといたら盛り盛りの最高庭なるっしょ!とガーデニング初心者の私は気楽に考えていたのだが、いざ庭づくりするぞ!
ぬいぐるみって時々欲しくなる 時々欲しくなるものナンバーワン それがぬいぐるみ どうしてだろう 別に部屋にぬいぐるみをわんさか並べたい欲があるわけでもないのに、時々、一体どうしていつの間にか買っている私 最近買ったやつで一番のヒットは、誰もが知っている「なみすけ」。 なみすけは杉並区のゆるキャラであり、区役所に行くとそこらじゅうになみすけファミリーがおり(窓口案内などを担当)、杉並区を占領しているという意外と権力があるやつ 杉並区役所内になみすけファミリーショップを構えるほ
両親からもらった、割と大きなフロアライトがぶち折れた 全体が真鍮で、ライト部分はシェル型という相当にかわいいライトが、全長の3分の1のところでぶち折れた 自分の怠惰によるものだった 寝ながらライトを消したいと言う私の怠惰な性格のせいだ 寝っ転がりながら腕をギリギリに伸ばし、スイッチの紐を掴めたと思った瞬間、スローモーションのように私の方に倒れてきた 普通に痛かったし、何よりお気に入りのライトを私の手でぶっ壊してしまった事実に本気で悲しんだ なぜ寝ながらライトを消したいだなんて
私の母はナチュラルに面白い ナチュラルに凄まじい 勝てる気がしない 以前帰省した際、机の上に小さな緑色の石、もっと言えば砂のように小さく細かい何かを見つけた。丁寧に小皿の上に何十粒も乗せていて、まるで手芸屋に売っているビーズのよう。小さな宝石のようにも見える。何これ?と聞いてみると 「あーそれはね、お母さんの宝物!可愛いでしょ!拾ってきたんだよね」 とのこと 拾ってきたと言うことは、何かの鉱物か?と尋ねてみたところ 「いや、近くで車の衝突事故があってさ、事故車は撤去された
生まれて初めて歯を抜いた 右上の親知らずを抜いてもらった あはは 昔から虫歯ができやすい人間で、今年の6月に虫歯治療でセラミック6本入れてバカ金飛んで行ったのに、また歯医者に通ってる 虫歯は完治してもらったのに、引っ越しに伴い新しい歯医者にクリーニングと検診をお願いしたところ「親知らずが虫歯ですね〜多分全部。4本。あと虫歯出来かけが2本ありますね〜」。 いやいやいやいやまってください 私6月に完治したんですよ、虫歯全部治したんですよ と叫んだところ、「親知らずは昔から虫歯
最近の趣味は料理なの へえ、そうなんだ、て感じですけど、いまの私の趣味は料理です 凝った料理は作れません、簡単だけど美味しくて、自分の食べたいものだけ作る、炊飯器で満杯に炊いたお米をモッリモっり食べて、全然苦ではない洗い物を済ませるまでの、趣味 趣味なんか?生活? 自分の部屋で白米を炊くというのはいいものだ、私の前の家はシェアハウスだったので、共同のキッチンに炊飯器がドタタタタタと並べられていて、空いている炊飯器に白米を流し込み、炊けたらすぐにラップに包んで冷
· 短編小説は好みではない、なぜなら短いから 長編小説が好きだ、持ち運べる映画のようだし、なによりワクワクする、ひとつの一貫した世界観の中で安心していたいから · 自分で短編小説は買わない、好きな作家がいても短編小説には手を出さない、1冊の中でころころ軸が変わるのがつかれる、漠然とした不安、本は安心していたいもの 村上春樹の短編集が出たと聞いて、へえ としか思わなかった、買う気はなかった、逆に長編じゃないことにガッカリもした、本屋でみかけても手に取る気にならなかった