Dearにっぽん「あなたがいないその先へ ~御嶽山噴火から10年~」
9/29(日) 午前8:25-午前8:50
公式サイト
標高3067m。長野県と岐阜県の県境に位置し、古くから信仰の山として知られる御嶽山。10年前に突如噴火し、死者58人・行方不明者5人を出す“戦後最悪の火山災害”となった。噴火の2年後から遺族たちは山開きとなる夏に「慰霊登山」を続けてきた。ことし、初めて慰霊登山に参加した親子。いまも行方不明のままの息子を捜し続ける父親。節目の年に遺族たちは、どんな思いで山に登ったのか。その日々を見つめる。
(以上 公式サイトより)
ついこないだまで元気だったのに、突然亡くなってしまう。そんな事はあってほしくないが、それでも起こるのだ。
病気、事故、災害、予期せぬ不幸で肉親を亡くす事がどれほど辛いことなのか。
今回の番組は、10年前の御嶽山噴火の遺族を取り上げていた。好天の下、登山日和を楽しんでいたのに、一転して生命の危機にさらされる。予測もなく自分の一生が終わるなんて、誰も想像さえしていなかっただろう。
「行ってらっしゃい」と送り出した家族がそのまま帰ってこない。生と死を分けたのは何なのだろう。
亡くなった方も辛いが、遺された方はもっと辛いかもしれない。しかしそれを乗り越えて生きていく事が、何よりの供養になると思うしかない。
そんな事を考えた30分だった。