近藤勇生誕地まつり (よしなしごと)
新選組局長・近藤勇の生誕地にて行われた「近藤勇まつり」。天然理心流の演武の見学も兼ねて、西光寺へ行ってきた。
新選組というと日野のイメージだが、近藤勇は上石原の比較的裕福な百姓の家に生まれた。
幕末における新選組の活躍は、今でこそ小説や大河ドラマなどで広く知られている。
しかし「明治新政府に楯突いた幕府側の罪人として、表立って彼を讃えることはタブーだった」と、実行委員長が挨拶されていた。
それは初耳だったので、正直驚いた。
幕末の動乱期、ほんの6年(1863〜1869)しか存在しなかった新選組。
150年の時を経てもなお根強い人気を誇るのは、一途に疾走した彼らの刹那的な青春に、憧れを求めてしまうからかもしれない。
私は土方歳三推しだが、近藤がいなければ土方は京に行かなかったし、新選組も存在していなかっただろう。
そういう意味でも、やはり近藤勇には感謝と尊敬の念を捧げたい。
私もいつか、奉納の演武に参加できるよう精進に励みたいと思った。