Dearにっぽん 「乗り越えて 騎手になる〜栃木・那須塩原〜」 (ドキュメンタリー NHK)
初回放送日:2024年12月1日
栃木に、地方競馬の騎手を養成する日本で唯一の施設がある。携帯電話持ち込み禁止の寮生活、教官たちの厳しい指導・・・夢を叶えるために奮闘する若者たちの半年間の記録。 栃木県那須塩原市にある「地方競馬教養センター」。この春、14人の候補生が入所した。年齢は15歳から20歳。「馬と騎手が一体で走る姿に圧を感じて」「騎手の兄に憧れて」きっかけはさまざま。しかし、待ち受けていたのは、過酷な生活。早朝5時半の起床。乗馬の技術と知識を身につけるだけの一日。休みがない厩舎での馬の世話。半年間で3人の候補生が辞めた。「騎手になる。」その一歩を踏み出した若者たちの姿を見つめる。
(以上公式サイトより)
騎手になる学校での専門教育…私には絶対無理だなと見始めたが、15歳で親元を離れて入学した生徒を見て「大丈夫かいな?」と親目線になった。
携帯電話持ち込み禁止の寮生活。きっと自分で決めて入ってきたのだろうから、それなりの根性はあるのだろう。
また、お兄ちゃん全員が騎手という五人兄弟の末っ子生徒には驚きしかなかった。
しかも将来を有望されていたお兄さんを、入学少し前に落馬事故で亡くすとは…私なら騎手以外になれと言ってしまいそう。
とにかく過酷な鬼教官たちにシゴかれる日々。
人馬一体を目指しつつも、死と隣り合わせでもある職業なのだから、教える方も生半可な気持ちでは務まらない。
夏は生徒たちをキャンプに連れていき、息抜きと同時に悩みを聞いたりする、とにかく愛のある指導であることは間違いない。
クローブアップされていた2人の生徒、番組当初と終盤では顔つきが全く違って見えた。
騎手となり活躍される事と思うが、くれぐれも無事に過ごして欲しい。