映像の世紀バタフライエフェクト 「東京 戦後ゼロ年」
11/14(木) 午後11:50-午前0:35
公式サイト
終戦から3週間後の東京を占領軍の兵士が撮影している。広がる焼け跡の向こうに、国会議事堂が見える。誰もが生き延びるために必死だった。焼け跡には闇市が出現、人々は非合法と知りながら、命をつないだ。家族を養うために占領軍兵士に身を売る女性もいた。一方で、東京湾からは、103本の金塊が引き上げられる。日本軍の「隠匿物資」と言われる。戦争に耐え忍んできた人々は怒りに震えた。戦後ゼロ年、東京のルールなき物語。
(以上公式サイトより)
ところどころ、前に見たような気もしながら最後まで視聴。
終戦後の映像は何度見てもつらくなるし、なんとか戦争を回避する手段はなかったのかという思いになる。
昔のことだと思いつつも、これからこんな事態にならない可能性は無い。だからこそ、今回みたいな番組を若い人に見てほしいと思う。
80年前と今、一体どこが違うのか?と思うところもあった。戦後、一部の裕福な者や政治家たちは隠しもっていた食料や物資で生き延び、更にそれらを闇市で高く売り捌いて楽な暮らしをしてきた。なんだよ、今と変わらんやん。
あの頃から、格差とかズルが横行していたわけだ。もちろん全てではないが、皇居では贅沢な食事がふるまわれ、まだまだ食べられる豪華な残飯が捨てられていたそうだ。
おかしいよな。今も秋篠宮んとこは贅沢な建て替えで、優雅に暮らしているらしいし、皇族なんて不要ではないか?
終戦後昭和天皇が全国周遊する様子は噴飯もの。子どもたちに向かって家は焼けたのか、本があるならしっかり勉強しろとか、他人事コメントを恥ずかしいと思わないのか?腹立つ。
戦後の食うや食わずやを経験してきた先人たちと、飽食の時代を謳歌してきたものたち、バブル三昧のもの、氷河期世代、それぞれが同じ思いになることはあるのだろうか。願わくは「戦争はコスパもタイパも最悪」みたいな認識が広まり、愚の骨頂である搬送が一刻も早くなくなる事を祈る。