映像の世紀 バタフライエフェクト 〜ワイマール ヒトラーを生んだ自由の国〜 (ドキュメンタリー NHK)
9/26(木) 午後11:50-午前0:35
初回放送日 2024/7/1
公式サイト
ドイツ・ワイマール共和国は、最先端の民主主義国家であった。男女平等の普通選挙、1日8時間労働制、女性の社会進出、ユダヤ人も活躍し “黄金の20年代”が到来する。革命的な芸術学校バウハウスが生まれ、ナイトクラブでは性のタブーも解放された。しかし世界恐慌をきっかけに失業者は激増、手厚い社会保障が皮肉にも国の財政を圧迫、政治は大混乱に陥る。そして人々は民主主義に代わる、強力な指導者の登場を待望していく。
(以上公式サイトより)
理想的な国家ができたはずだったのに、軍人の不満や社会の分断、富を蓄えるユダヤ人への歪んだ嫉妬など、あらゆる負の連鎖の行き着く先は、ワイマール共和国の終焉だった。
14年4ヶ月という短い間に、ガラッと変わってしまったこの様子。
微妙に現代と重なる気がして、怖い。
そしてこのタイトル"〜ワイマール ヒトラーを生んだ自由の国〜"の空恐ろしいこと。
人々の不満が溜まったところに、悪は善の顔をしてやってくる。