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「史上最大の番狂わせ 逆転トライ生んだ立て役者」 (NHK逆転人生 ドキュメンタリー)

「ラグビーW杯2015で起きた“史上最大の番狂わせ”。劇的な逆転トライが生まれた陰には、日本代表選手の“心”を鍛えた女性コーチの、知られざる人生の逆転劇があった。」番組HPより

昨年のラグビーW杯から"にわかファン"になった私は、恥ずかしい事に前回のこの奇跡を良く知らなかった。その当時は「物凄く強いチームに、弱い日本が勝ったのね」くらいの、テキトーな感想しかなかったのだ。それがどんなにスゴイ事だったのかは、昨年のW杯とこの番組でより深く認識する事ができた。

メンタルコーチの荒木香織さんが、かつては陸上のエースだった事。その後アメリカで学問を修めて帰国したのに、全く仕事が無かったこと。諸々の縁がつながって、前回の大勝利に繋がったこと。全てがドラマチックで、必然的な事だったのかと感動した。

そして、何より素晴らしいと思ったのが

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同点のPKを取るか、逆転を賭けてスクラムからのトライを取るか。最後のチャンスに全てを賭けた選手たちの想いが、この一言に集約されている。そう思うと、結末を知っている過去の事なのに、涙が出てしまった。なんて勇敢な人たちなんだろう。

一か八かの勝負に出るためには、そこまでの道のり=どれだけハードな練習をしてきたか、それに裏付けされた自信が必要である。努力と熱意に勝る武器はないのだ。

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