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時をかけるテレビ (ドキュメンタリー NHK)

「かあちゃんは好敵手 棋士・藤沢秀行と妻モト」

7/12(金) 午後10:30-午後11:30
配信期限 : 7/19(金) 午後11:27 まで

天才囲碁棋士・藤沢秀行。自由奔放な棋風で無類の強さを誇り、私生活では酒とギャンブルにのめり込む「無頼派」。その波乱の人生のパートナー、妻のモトも負けていない。借金取りや愛人達とも渡り合い、裁縫や華道教室で家計を支え、子ども達を育て上げた。お互いを「猛獣」とののしる口は悪いが、その絆は二人にしか分からない確かなものだった。無頼の天才と呼ばれた男と、共に歩んできた女の生きざまを見つめる。ゲストは室井滋
(以上公式サイトより)

夫婦って何だろう🤔と思うことの多い昨今。
この番組を見て、「そーだよな、これが理想やね」と思った。もちろん今はこんな夫婦はいないというか、許されない部分もあるだろう。
最後の無頼派らしい、飲む打つ溺れるを極めた藤沢秀行が藤沢秀行でいられたのは、本妻モトさんがいたからこそ。ここが一番大切なところである。

何も知らないヒトが見たら、酔っ払いで口の悪いお爺さん。しかし、誰よりも努力して、その成果を弟子に余す事なく伝えたいと願う熱い魂を持った天才勝負師。
アルコール依存症に3種の癌を患っても83歳まで生きた彼は、モトさんの言う通りやはり奇跡の存在だろう。

実は誰よりもモトさんを愛し、頼りにしていたからこそ好き放題生きた彼は、とても幸せだったと思う。

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