GOOD NIGHT BABY / あいみょん (歌)

「後ろ姿の君を見るだけでもいいのさ　愛してる人の後ろ姿に また恋するのさ ベイベー」 このフレーズにやられました。

"男は米津、女はあいみょん" 今のミュージックシーンを席巻する2人。なぜ、こんなに売れているのか？　それよりも、どうしてこんなに良い歌を生み出せるのか？　そちらの方が私には気になる。

歌いやすいメロディーはもとより、歌詞の素晴らしさが群を抜いていると思う。英語よりも日本語を多用し、日常をさりげなく歌にする。特にあいみょんは、セクシャルな単語を散りばめてドキッとさせる曲も多い。何かの番組で彼女は「官能小説が好きで、そこから歌詞に使えそうなフレーズを見つける」みたいな事を言っていた。納得。

もちろん、そんな歌ばかりではない。「マリーゴールド」のようにのどかでロマンチックな様子が目に浮かぶものもあるし、「さよならの今日に」みたいに社会派っぽいものもある。

幅広い世界を作品にして、歌で表現するあいみょんは、身近な天才なのだと思う。