「普通」ってなんなん?〜あなたにとっての「常識」は私にとって「非常識」〜
僕は当たり前とか普通とか常識とか言われるのが嫌いです。
理由は簡単で、あなたにとって「常識」でも僕にとってそれは「非常識」ということ。
アスリートでは顕著じゃないかなと思います。
そんな投げ方で...
そんな打ち方で...
そんな走り方で...
そんな跳び方で...
普通じゃない...異次元や。
などと言われることがかなり多くあります。
漫画のスラムダンクとか凄いですよね。
人が1回ジャンプしてる間に2回跳んでるやん!
僕は実際に空中を蹴って2回跳ぶ人を見ました 笑
サポートしてるアスリートですが 笑
嘘やん…マリオやん...て思いましたけど。
でもそのアスリートにとったらそれが普通、当たり前なんです。
日本人にとって当たり前でも、外国人からしたら当たり前じゃない。
逆に外国人からしたら当たり前でも、日本人には当たり前じゃない。
なので常識やんとか当たり前と言われると、「ん?」と思ってしまいます。
あなたの常識を押し付けないでもらえますか?と。
こんなん当たり前
常識やで
これが普通
というようなことを良く聞くと思います。
もしくはよく口にしていると思います。
もちろん絶対不変のものはあります。
それ以外ということで。
その常識は本当に当たり前ですか?ということです。
僕も理学療法士なので医療人です。
医療の世界では昨日まで常識だったことが、今日には非常識になっているということがあります。
アスリートに関わることが多いので、アイシングや乳酸、卵とかの話はトピックになりました。
特に乳酸は疲労物質でいかに乳酸を早く除去できるか!!
というような感じで完全に悪でした。
しかし現在では乳酸を利用して疲労回復を行なっているというように考え方が180°変化しました。
今では乳酸ではなく、活性酸素が良くないということで抗酸化物質を多く含んだ食品を食べる事が推奨されています。
卵でいうとコレステロール値が上昇するので、1日に1個まで!!
という事が世界中で言われており、国のガイドラインにまで記載されていました。
でも今はそのガイドラインは削除されており、卵は1日1個しか食べてはいけない科学的根拠はないというようになっています。
卵は栄養バランスがゴールデンスコアの素晴らしい食べ物として今は位置しています。
特にトレーニングをする方や美容健康志向が高い方は、積極的に食べているかと思います。
お箸の文化、フォークとナイフの文化、手の文化。
麺をすする文化、すすらない文化など。
国が違う、文化が違う、言葉が違う、習慣が違う、宗教が違う。
ということで、自分にとっての常識は非常識に変わります。
僕は専門学校時代に行った実習先の先生から、
「何事にも疑問を持ちなさい。」
と言われました。
当時は正直よく分かっていなかったですが、今となっては本当にそうだなと思います。
昔は本当にロボットのように、言われたことが全てだと思ってました。
勉強会や上司が言ったことが全部正しいと思って調べもせず、患者さんに伝えたりしていました。
今思うと怖いですよね…
情報として、もしかしたら最新のもではない可能性があるので。
どこからか忘れましたが、少しずつ全てを鵜呑みにすることはなくなりました。
たぶんそれまでは何も考えていなかったんでしょうね。
そのあたりから周囲の反応も変わってきました。
変わってるで (いや、変わってへんし)
意外とクセ強いよな (いや、クセ強くないし)
ひねくれてる (いや、ひねくれてへんし)
笑
これは全部褒め言葉として捉えてます。
何事にも疑問を持つようになった良い証拠やなと 笑
何事も疑問を持つことで考えるようになります。
自分なりに調べるようになります。
疑問を持つということはこういうことやなと思います。
結局は、疑問を持つことでしか考えることはなくなります。
難しく考えずに、これって本当かな?
と、とりあえず疑問を持つ姿勢が大切です。
上司や偉い人、専門家が言ってるからではなく、本当に?
と疑問を持つ。
疑問を持つことは大切ですが、ある程度の常識は知っておかないとダメです。
そこは最低ラインです。
でも常識では通用しない事も多々あります。
でもその人にとってはそれが常識です。
その時は意味不明やと終わらずにその人に疑問をぶつけてみてください。
当たり前や普通、常識は人、国、文化、宗教などによって全然違います。
自分の常識を押し付けず、その人達の常識からも逃げずに向き合う事が大切です。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
p.s
考えることに特化した勉強会を開催しています。
ご興味のある方はご登録よろしくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?