言葉は、時に人生を変える力を持つ。私は私を好きになれた。
私には人生を変えてくれた詩がある。
当時は憧れるほど遠かったその生き様が、10年経った今は自分のことを言っているように感じる。
人生は望む方向に変えられる。自分の性格だって変えていける。
少し長いが読んでみてほしい。
これは85歳の女性が書いた詩だ。読んだことがある人もいるかもしれない。
私は作者と同じだった。もっとひどかったかもしれない。頭でっかちに考えすぎて石橋をたたき壊すタイプ。もちろんいろいろな物事の準備も入念。融通が利かず、優等生として真面目に生きてきた。
当時、私も彼女が望んだように生きたい!とすぐさま意識したわけではなかった。ただ、気になってときおりこの詩を見返していた。
そしてこの詩を読むたびに思った。人生の最後に振り返った時、このままで満足できるだろうか。もっとあるがまま振る舞い人生を満喫すればよかったと、彼女のように思うのではないか。リスクを過度に恐れて、人生を損なってないだろうか。
答えがすぐにでなくとも、自分の中に問いを投げかけ続けた。そうしたら、効果は抜群だった。
10年後の私は、昔より楽観的になった。
気がついたら、まさに詩に描かれていた失敗を恐れない姿勢になっていた。
望む性格になれたことはもちろん嬉しい。でもそれ以上に嬉しいのは、自分の可能性を自分で信じられるようになったことだ。自分の望む方向に変わっていける。そう信じられる自分が好きだ。
書く習慣1ヶ月チャレンジ中。
10日目の今日のお題は「自分の好きなところ」
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