
12月1日から12月15日までの読書と映画と散歩の記録
12月1日
いよいよアドベントカレンダースタート。
今年、僕はいったい、何日分書くことになるんだろう。
今、クラウドファンディングも回してるし、日々の日記もあるし、果たして生き残れるのか?
生き残る!
「クワイエットプレイス DAY1」(2024年76本目)
ホラー映画というよりは、一人の人間の終わり方の物語として見ると、心を動かされる。もうラストが近づいたところから、涙が出てきて、もう終わり方も最高だった。こんな上品な絶望、あるだろうか。今年のベストラストシーンに挙げたい1作。
雷の中で叫ぶシーンも良かった。
これは劇場の静寂の中でみたかったなあ、と思う。
12月2日
自分が見ている対象の正確な姿をとらえるのって、本当に難しいな、と最近思う。
ある人はSKE48のメンバーに対して、物凄く期待している。
ある人はSKE48のメンバーに対して、物凄く低い評価をしている。
お互いの価値観がどんなものを見てきて、形成されたのは分からない。
でも、「所詮はこんなもの」とか「現実はこう」というのは、簡単だと思うし、現実が分かっている頭の良い自分を作りたい人には一番手軽なやり方だと思う。
でも、僕はそちらよりは、もっと違う道を選びたいな、と思っている。
「所詮はこんあもの」とか「出来るわけない」とか言っている人たちの価値転倒を行えるようなものを書きたいと思う。
やっぱりこれが出来た記事は、多くの人に読まれるし、読まれ続ける。たとえば、五十嵐早香さんについての記事なんかは、もう2年以上も前に書いたのに、今でもPVが伸び続けている。
今度のシャッフル公演なんかもそのチャンスが沢山転がってるんじゃないかな、と思っている。
「自分の物語」を豊かにするために推しのグループを落とすよりは、「誰かの物語」を豊かにするために、推しのグループを上げていきたい。未だに僕はそう思っている。
「モンキーマン」(2024年77本目)
気合が違う!
観終わったあと、そう思った。
デブ・パテルの美し過ぎる身体がランダムに暴力をふるっていく復讐アクション映画なのだが、ジョーダン・ピールがプロデュースに加わることで、そのアクションがスタイリッシュに整えられて、更に完成度が上がる。初めてみるカメラアングルが沢山あったが、終盤のブルース・リーへのリスペクトが最高だった。
あの太鼓を叩くおじさんがプロの演奏者の方だそうだが、音楽も本当によくて、すごい熱量をくらった。
12月3日
本を読む代わりにYoutubeやポッドキャストで知識を得る機会がここ数年で増えた気がする。具体的にいうと対談動画だ。一人の人間の考えを体系的に得るには、本の方が良いが、対談から生まれるものもあると思う。
語り合うことから、お互いの認識のずれが調整されたり次の課題が見えてくるのが面白い。
今年、まだ読んでない京極夏彦の本が4冊あることに、自分の衰えを感じている。
「マダムウェブ」(2024年78本目)
ソニー資本のマーベル作品の「ああ、そうですか」的な作品が多くて、これえは、Disney資本のマーベル作品が、ガンガン繋がっていくのに対して、こちらは、1本の完成度の高さを目指している気がする。
ただ、この「マダムウェブ」は結構、難しくて、注文した料理が届くのがラスト10秒ぐらいなので、「まだ?まだ?」と思いながら観ていた。
12月4日
クラウドファンディングスタートして一週間ほどが経過。
少し動きが鈍くて焦っている。
分からないものには、なかなか支援は出来ないと思うので、早めにリターンの詳細を明らかにしていきたい。
※クラファンのページはこちらから!
12月5日
note公式さんについに紹介していただく。
note始めて5年。
ついに辿り着いた。
"この「because」は、3つの輝く星で作った美しい一つの星座を見せてもらえたのかも知れません。"
— note (@note_PR) December 5, 2024
timelesz新曲「because」とNETFLIX「timelesz project AUDITION」第5話までから見えてきたもの|栄、覚えていてくれ @SKE90947313 https://t.co/CyNSLZF8kt
12月6日
痛み止めがないと、相当しんどい。
頭もこめかみも、首も肩も奥歯も腰も。
1日3回しか痛みをやわらげるチャンスがないのが、相当きつい。
それでも頑張るしかない。
「シビル・ウォー アメリカ最後の日」(2024年79本目)
ちょっと凄いレベルの映画が、A24から来た。
今年のベスト級ではないだろうか?
アメリカで内戦が勃発し、主人公の報道カメラマンたちが、徐々にホワイトハウスに近づいていく道中が描かれる。途中で出てくる、平和そうに見えて相互監視の町も恐ろしかったが、その後に登場する「誰と戦っているか、なんで戦っているのか、分からないけれど戦う」という人たちの危うさは相当危機的なものを感じた。
そして、終盤、写真を撮ることの意味を考えさせられた。
なぜ、わざわざ危険なところに足を運んで撮影するのか?
それでも伝えたいものは何か?
後世の人々は何を学ぶのか?
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