supernova
いきなりですが、BUMP OF CHIKENの「supernova」という曲をご存じでしょうか?
まだ未聴の方は是非是非、1小節目だけでも聴いてみてください。
今年の古畑奈和ちゃんの誕生日を迎えるにあたり、僕はこの曲を思い出しました。
何故かというと、彼女の身に起きた出来事からです。
本当にゾッとするようなお知らせでした。
僕は最悪のことから考えて行くタイプなので、かなり悲観的に数日間を過ごしました。なんで、よりにもよって彼女なんだと。
いったい、このウイルスは彼女を何回苦しめるんだとも。
去年、彼女と彼女の関西のファンから楽しみを奪ったあと、今度は彼女の身体の健康と仲間たちの活躍の場まで奪っていくのは、あまりにも酷いだろ、とやり場の無い怒りと悲しさを感じました。
それから、こういう時には、自分は何も出来ないのか、という無力感も知ることになりました。
「いや、他のメンバーが感染した時も落ち込めよ」とか「お前は、10期生の五十嵐早香推しで、古畑奈和推しじゃないだろ?」と思う方も勿論いらっしゃると思うんですが、何故か彼女の時、僕はかなり精神的に落ち込みました(他のメンバーでも心配したり回復を願ったりということは、僕のブログを追っていただければ分かると思います。ただ、落ち込んだのは初めてでした)。
彼女の命が危険に及んでいるということを楽観的に捉えられませんでした。
また、当たり前のように毎日SKEに居た彼女が、ふと居なくなるかもしれないという怖さもありました。
自分のブログやnoteの更新を告知する時と記事に対するレスポンスへの対応以外は、基本的にTwitterを開くことは少ないんですが(1日1ツイートぐらいはしたいものなんですが…)、この数日間は何度も彼女のアカウントとSKEのアカウントを往復しました。
そして、人のツイートをあまり「いいね」をするタイプではありませんが(『いいね』の基準が未だに凄く曖昧で、定義しにくいんです)、奈和ちゃんに励ましのコメントを書いている方に片っ端から「いいね」を押していきました。
ハートにピンクの色がついていく度に、ファンの方々の思いが、力として注がれるような錯覚を覚えながら。
それからぼんやりと、励ましの言葉を書いた奈和ちゃん推しの方々のツイートを眺めていくと、それぞれの方がそれぞれのやり方で奈和ちゃんを待っていました。
画像やメッセージで応援をする方、自分に新しい目標を設定して彼女が帰ってくる日の為に努力を続ける方。
かつてあった総選挙は、推しの為にお金と時間を使っていくというゲームでしたが、それとは全く違った推しの為に何をするかをファンの方が考えて行動する姿がそこにありました。誰かに与えられたルールではなく、自分の決めたことで「日常」を少し変えて、推しの快復を願う姿には、非常に学ぶものがありました。
この頃の僕は、彼女がソロ公演でやった「10クローネとパン」をやたらと観ていました。明るい歌を聞く気分にはとてもなれなかったからです。
そして、9月6日。
職場で思わず、安堵のため息をついたのを覚えています。
そこからの新しいチャレンジの告知。
今年の3月に「水戸黄門」という伝統的な時代劇を体験する仕事をした彼女。
今度は、年末に身体性の高い殺陣と先進的な匂いのする時代劇を体験するということになります。
ちゃんと仕事と仕事が、線でつながっているところが素晴らしいです。
僕は、四国の僻地に引っ越してしまって見に行けないですが、配信もないかなと期待しています。あと、よこにゃんが出ていた劇団壱劇屋さんとかにも出て欲しいと欲張りにも思っています。すごく竹村さんの書く世界観と合いそうな気がしています。
古畑奈和ちゃん推しの方からしたら、毎年が忘れられない1年だと思いますが、僕にとっても改めて彼女の存在の大きさを感じさせられた2021年になりました。
さあ、彼女の25歳の1年が始まります。
いつも彼女はピンチの後に、ファンの方々と一緒に逆転していきます。
観覧車が下った後にもう一度上がって行くように。
古畑奈和の代表作が増える1年になりますように。
Nona Diamondsの「はじまりの唄」を聴きながら、この記事を終えます。
※ 古畑奈和ちゃんについて書いた記事のまとめはこちら!
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