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SOMOSOMOのツクヨミケイコさんのnoteを読んだ日々
この一か月間、フォロワーの「枯れ葉」さんのおすすめで、SOMOSOMOというアイドルグループのツクヨミケイコさんのnoteを一日一つ僕がnoteでやっているラジオで紹介していました。毎日、紹介するために色々なものを読ませていただきながら、ふと、この人の視野はどこまで広いのだろう、と思いました。
ある時は、自分の中の日常の気づき。
ある時は、アイドルであるからこそ理解できること。
ある時は、一人のファンとしての体験。
どれも素敵なものばかりなんですが、なかでも自分の傷を少し開示してみせる記事が印象に残っていて、同じ傷を持っている人には、共感だけでなくある意味、ロールモデルにもなりえるかも知れない記事もあるな、と思いました。
ちょうど、ツクヨミケイコさんのnoteを読んでいた頃、僕は無職の状態で、ぼんやりとした不安を抱えながら生きていました。彼女が見せる幸せはインスタグラムに溢れているアッパー気味なものではなく、Facebookに流れる意識の高いものでもありません。アイドルという非日常の存在でありながら、なぜ、こんなに日常を豊かに生きているんだろう、と考えさせられるものがありました。それと同じぐらい自分の中の弱いところやダメなところも見せてくれて、先ほどあげた「同じ傷」だけでなく、「同じ癖」を持っている人間を肯定してくれるnoteでもあるな、と思いました。
不安な夜に、書いた時期も書いた人がいる場所もずっと遠いのに、「ああ、ここには味方がいる」そんなことを思わせてくれる文章たちでした。
もちろん、アイドルとしての熱さも伝わるnoteもあります。
目標に向けて努力をし続ける人間の輝きは、歳をとっていくにつれて、時々眩し過ぎて目を逸らしたくなることもありますが、いや、まだ出来るじゃん、この子だって頑張って現実と向き合おうとしてるじゃんと思わせてくれます。
このツクヨミケイコさんのnoteを読み終える頃、僕は再就職しました。
毎晩、彼女のnoteを選んで読み、少しだけ心の波音が消えたあの時間、毎回変わらない太陽のような眩しさよりも、月の満ち欠けのようにゆっくりと気持ちを動かされた一ヶ月は、忘れられない日々になりました。
※ ツクヨミケイコさんが所属するSOMOSOMOというアイドルグループの動画もチェック!
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