読書④
まずはこれ食べて 作者 原田ひ香さん
図書館の本は、帯が、表紙の裏側に貼られていて、
その本がどのような内容なのかを知ることができます。
帯には「おいしさ満点小説」と。
おいしそう!いや、楽しそう!と、さっそく借りることに。
大学の仲間どうし(その中の、男性一人が失踪中)で
始めた医療系ベンチャー企業が舞台の連作短編集です。
苦労の末、成功した仲間たちですが、その関係もギクシャクしだします。
そんな中、社長の提案で雇われた家政婦がやって来るところから物語が
始まります。
家政婦の言葉や、彼女がつくる、おいしくて心のこもった温かい料理によって、自分を見つめ直していく登場人物たち。
失踪中の男性も、最後の方で、登場し、彼の意外な真実が明らかになります。また、家政婦にも意外な事情があり……
読みやすかったです。なので、
原田さんの作品「ランチ酒」と「三人屋」も図書館で借りて読みました。