![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/138078424/rectangle_large_type_2_420b3389e5acda8f2ed1a19231518e11.jpeg?width=1200)
【バート・バカラック】
1989年2月25日。
「初の海外旅行。成田空港。13:55のアエロフロート586便。おんぼろで小さい。モスクワの空港。暗い21番ゲートで何時間も待たされる。軍服のロシア人が怖い。ポール・モーリアの日本のテープを聴いてた、ロンドンから来た恰幅のいいおっさんに、デンマークのビールもらう。こちらのバート・バカラックのテープを見て、” You like キャリオカ music”と言われるが意味がわからず」
![](https://assets.st-note.com/img/1713734321140-QxEJkBVuj6.jpg)
父親に感謝してることのひとつが、レコード棚にバート・バカラックやディオンヌ・ワーウィックやセルジオ・メンデスがあったこと。
うちにあったのは「ゴールデン・ダブル・デラックス」です。というわけで子供のころからあたりまえのように刷り込まれていたバカラック。
![](https://assets.st-note.com/img/1713734342998-5xHjoCMGjF.jpg)
それが87年、前にも「ベリッシマ!」で書いてますけどそれから千回以上聴くことになるピチカート・ファイヴ「カップルズ」が発売されます。ロジャー・ニコルズ・ブームを後に巻き起こしたりしましたけど、バカラックへのオマージュも強かったのです。
「ああ、これ子供のときにディオンヌ・ワーウィックで聴いた気がする!」とバカラック作曲の「サンホセへの道」を聴き直すと、あるフレーズは「そして今でも」の「♪恋の終わる日が〜」だったり、間奏は「サマータイム、サマータイム」だったり。
実際「カップルズ」の歌詞ブックレットにの最後には「a collection of some Bacharach-ish syncopations and AABA’s…」という小さな表記があったりします。
というわけで、ピチカート・ファイヴのおかげで、改めてバカラックを聴き直したりしてたのでした。
6月5日「バカラック「THE LOOK OF LOVE」聴きながら、外苑前から表参道、原宿から代々木公園駅への道。せつない」
ああ、この道よく通ってました。せつなくなるときはとくに(我ながらなんだこいつ)。でもバカラックでいちばん好きなのは「THE LOOK OF LOVE」です。
1992年1月14日。
「六本木WAVEでバート・バカラック&ハル・デビッド名義のベストCD見つけて買う」
ハル・デビッドとはバカラック最盛期のヒットソングをほぼ書いていた作詞家です。
![](https://assets.st-note.com/img/1713734508521-E56Z1JUYnj.jpg?width=1200)
「オースティン・パワーズ」にバカラック出てきたときは嬉しかったなあ。
バカラックに関しては、今後もまだ出てくると思います。