【六本木】VENUS
2001年12月10日。前項「かに道楽」の続きです
「B先輩の車で六本木。クラブ「venus」。編集部の2人も来る。30万(!)かかったらしい。隣についたお姉さん(31歳)は、こちらが小1のころ一時的に住んでた、北松戸のユーカリハイツ在住だった(笑)」
A先輩もB先輩もたいへん著名な方で、途中で高級クラブに行くから、ともに馴染みの出版社の人を呼んでおけば、勘定払ってくれるかもとA先輩が呼んだんですけど、結局ご自分でお支払いに。
男気勘定、かっけーとなりました。
それはさておき。
私が子供のころ、葛飾区の祖父母宅に両親と住んでたのですが、孫たちが大きくなってきて手狭になったということで、家族だけそこから徒歩15分ほどの新築マンションに引っ越すことに。
そのマンションが完成するまでの1年くらい(だったかなあ)、一時的に上記の北松戸のマンションから葛飾区の小学校まで通ってたのでした。
いま調べたら、北松戸のユーカリハイツ、まだ現存してました。
そんなローカルな場所の、大きくもないマンションに住んでいた2人が、25年後くらいに、33歳の客と31歳のホステスさんとして、六本木の高級店で出会う確率はいったいどのくらいなんでしょうか。
ちなみにこの話を後日、母にしたら「*階にうちと年が近い姉妹のご家族いたから、そこの妹さんだと思う」と、驚きの記憶力と洞察力を発揮してました。
ついでにもうひとつ。
私のある小説、通り魔事件が起きるシーンから始まるのですが、すべて架空の地名などにしてるので絶対にわからないんですけど、その犯人の女はユーカリハイツに住んでいて、事件は北松戸駅に向かう路上で起きるという裏設定にしてました。
あくまでも私の頭の中で、の話。
なので地元の方は怒らないで。
あ、六本木「VENUS」はいろいろ検索しても出てきませんでした。
たぶん、六本木から乃木坂方面に行った最初の角のビルだったと思うんですけど、その住所で検索してもわかりませんでした。
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