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忘却映画館 90年代ベスト

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忘却映画館 90年代ベスト
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#映画ふ

【忘却度10%】ブレア・ウィッチ・プロジェクト

1999年11月25日、14:00イマジカ試写室での試写で鑑賞。  これはいろんな意味で衝撃でしたね。超低予算の大ヒットとか、ホームビデオ画像で見せきってしまう発明とか、実際に怖いものが映らないホラーとか。  このころからあったのか、この後にできた言葉かわかりませんが、「POV」映画の先駆けでもあったんじゃないでしょうか。  そういう意味でも映画史に残る1本だと思います。  ちなみにこのイマジカでの試写のとき、途中で本当にフィルムが止まるトラブルがあったのですが、私、

【忘却度0%】ファイト・クラブ

1999年10月19日、19:40マリオン日劇の試写で鑑賞。  みんな大好きファイト・クラブ。私も何回見たかな。 <ポスターを見てみよう>  吹き替えの山寺宏一さんの「ファイト・クラブ、ルールその1。ファイト・クラブのことは喋るな。ファイト・クラブルールその2。ファイト・クラブのことは絶対に喋るな」も超かっこいいんですよね。 <ネットで調べてみる>  最近復刊しましたが、その前からチャック・パラニュークの原作も読んでます。  私、「ファイト・クラブ」のフォーマット

【忘却度10%】プライベート・ライアン

1998年8月25日、19:00マリオン日劇の試写で鑑賞。  この映画で、戦争映画の描写が様変わりしたことは皆さんご存知のとおり。  やっぱりまだ後続の映画もなく、前知識もなく、当時としてはベストな日劇のスクリーンでこれを経験できたのは大きかったです。  ライアン二等兵に、すごくあっさり会うシーンが好きです。 <ネットで調べてみる>  ちなみに私のHDDレコーダー、過去に録画したのが残ってるのですが、冒頭20分とラスト30分の戦闘シーンだけ切り取ってます。  ちゃんと全

【忘却度50%】ブギーナイツ

1998年4月30日、18:00六本木ギャガ試写室で鑑賞。  有名ですね。  見たときはたまにある、「新しい映画監督きた」感を味わいました。  ポール・トーマス・アンダーソンとマーク・ウォルバーグのともに出世作。  いまさら語るまでもなく。 <ネットで調べてみる>  これっきりなので久しぶりに見返したいです。

【忘却度70%】プルガサリ 伝説の大怪獣

1998年2月16日、15:15ユニジャパン試写室で鑑賞。  北朝鮮の怪獣映画。  プルガサリはお米の化身だったかな?  日本の特撮スタッフが協力してるという話は覚えてます。 <ネットで調べてみる>  これは昨今のビジュアルです。  本作をプロデュースした金正日の映画好きは当時も有名で、ある雑誌の映画特集で、金正日のビデオコレクションを撮影しようと画策するも結局許可が降りなかったという話を身近で聞いたことがあります。

【忘却度40%】フェイス/オフ

1998年7月29日、13:00ブエナビスタ試写室で鑑賞。  あ、またニコラス・ケイジのバカアクション(褒め言葉)だ。  テロリストのニコラス・ケイジが捕まって、でもいろいろあって医者にFBIのジョン・トラボルタと顔を入れ替えさせてトラボルタになりすまし、一方ニコラス・ケイジの顔にされたトラボルタは投獄されて、という「そうなる前になんとかなっただろ」設定から始まります。  でもそこはジョン・ウー先生(の、まだ絶好調だったころ)。  設定や脚本なんかどうでもいいのです。鳩が飛

【忘却度40%】ファーゴ

1996年7月8日、15:30徳間ホールの試写で鑑賞。  「トレインスポッティング」の次が「ファーゴ」って豪華な流れ。  そして私の日記「これも当たりそう」。だからえらそうだって。 <ポスターを見てみよう>  ウィリアム・H・メイシーは本作で初めて見ました。まだまだ癖のある俳優っているんだなあと思った記憶あり。 <ネットで調べてみる>  「この映画を真に受けた日本人女性が金の詰まった鞄を探しに行って凍死した」という都市伝説を基にした、菊地凛子さん主演の「トレジャー

【忘却度40%】フロム・ダスク・ティル・ドーン

1996年3月27日、21:00すぎマリオンでの試写で鑑賞。  この月、唯一の忘却度50%以下の映画がこれって。  ロバート・ロドリゲスの、ギャングものかと思ったらゾンビものだったやつ。 <ポスターを見てみよう>  このときのままだったら忘却度もうちょっと上でしたが、後に見たビデオの日本語吹き替え版が、広川太一郎さん(タランティーノ)、野沢那智さん(ジョージ・クルーニー)、大塚周夫さん(ハーベイ・カイテル)と豪華すぎだったので、記憶が補強されたのでした。 <ネットで

【忘却度30%】プリシラ

1995年4月20日、13:00日本ヘラルド試写室で鑑賞。  これは大好きな映画なので、中盤のもろもろ忘れてるところもありますが、覚えてるほうです。  2008年にシャーリーンの「愛はかげろうのように」がずっと頭の中で鳴り止まなかったことがあり、ユーチューブで、この曲が流れる本作のオープニングを何度も繰り返し見たりもしてました。 <ポスターを見てみよう>  なんか見てると、嬉し泣きしちゃうんですよね、この映画。 <ネットで調べてみる>  私、子供のころから(親がよ

【忘却度20%】フルメタル・ジャケット

1994年3月21日、レンタルビデオで鑑賞。  キューブリックです。だいたい覚えてます。あのベトナム人の少女のくだりとかもめずらしく忘れてないです。  前半が過酷な訓練で、あのいじめられてた訓練兵が最後に……。後半がベトナム戦争の前線での描写。  主演は私が大好きな「バーディ」のマシュー・モディンです。他の俳優は誰だったか記憶にないですが。  戸田奈津子先生の翻訳が気に食わないとキューブリックにNG出された映画でもあります。 <ポスターを見てみよう>  記憶にない

【忘却度60%】プリティ・ベビー

1992年6月14日、レンタルビデオかテレビの録画で鑑賞。  ルイ・マルのアメリカ映画。  ブルック・シールズが娼館の少女娼婦の役。  そんな少女と結婚するのがキース・キャラダイン。  いまなら絶対にアウトでしょうね。 <ポスターを見てみよう>  コピーに書いてますが、12歳の設定だったんですね。  この映画ロリコンを発症してしまった人もいたでしょう。 <ネットで調べてみる>  売春宿で育って、12歳で水揚げのオークションが開催されて、売れっ子売春婦になって

【忘却度30%】フィールド・オブ・ドリームス

1992年4月17日、金曜ロードショーで鑑賞。  これ公開当時大ヒットしましたよね。宣伝CMでおすぎさんが、「この映画を見るために生まれた」みたいなすごい褒め方してたのを覚えてます。  ケビン・コスナーが神の(だったかな?)お告げで、自分のとうもろこし畑を切り開いて野球のグラウンドを作っちゃう。するとそこに、過去の偉大な野球選手たち(シューレス・ジョーとか)がやってくる。  最後は若き日の父が現れ、ケビン・コスナーとキャッチボール。  うん、だいたい覚えてますね。

【忘却度20%】フレンチ・コネクション2

1991年9月14日、テレビの録画で鑑賞。  2週連続で2作放映してたんですね。きっとテレ東の午後のロードショーだったのでしょう。  あと前作は子供のころにも見てたと思うのですが、「2」はこれが初見だったかもしれないです。見事な続編かつ結末だと思います。  シャルニエ!  いきなりラストシーンを小池朝雄さんの声で叫んでしまいました。  前作で書きましたが、小池朝雄さん、羽佐間道夫さん、大平透さんの3人が続投してて、ジーン・ハックマンとフェルナンド・レイはわかりますが

【忘却度20%】フレンチ・コネクション

1991年9月6日、テレビの録画で再見。  何度見てもいいですよね。  あんまり容量の大きくない、けっこう前に買ったHDDレコーダーに残してある数少ない映画の1本です。  内容も演出も芝居もあのカーチェイスも文句なしですが、カメラワークもめちゃくちゃいいんですよね。  吹き替えも最高で、ジーン・ハックマン=小池朝雄さん、ロイ・シャイダー=羽佐間道夫さん、フェルナンド・レイ=大平透さん。文句なしの布陣。そして「フレンチ・コネクション2」も、ロイ・シャイダー出てないのにこ