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忘却映画館 90年代ベスト

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忘却映画館 90年代ベスト
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#忘却度70

【忘却度70%】バレット・バレエ

1999年10月12日、18:30新橋徳間ホールの試写で鑑賞。  舞台挨拶付きの試写だったようです。  このころは塚本晋也監督の新作といだけでわくわくしてたなあ。本作と「東京フィスト」と「六月の蛇」とか(順番忘れちゃいましたが)。 <ポスターを見てみよう>  中村達也さんの俳優デビュー作でした。 <ネットで調べてみる>  この年、「双生児」もあって本作もあってだったんですね。そして2作ともで私、塚本監督に雑誌でインタビューさせていただいております。

【忘却度70%】ニンゲン合格

1998年10月20日、15:30新橋徳間ホールの試写で鑑賞。  西島秀俊さんが大好きで、2度インタビューをさせていただいたことがあるのですが、1度目は本作で、2度目は北野武監督「Dolls」のときでした。  2度目のインタビューで直接でも原稿でもさんざんご本人につっこませていただいたのですが、1度目のころは西島秀俊さんのインタビュアー泣かせは業界では有名で、そもそもあんまり喋ってくれない、まともな質問ははぐらかし、的外れな質問には無言のまま平気で答えない、という方だったの

【忘却度70%】ショーガール

1998年9月2日、レンタルビデオで鑑賞。  みんな大好きバーホーベン。とりわけ下品なショーガール。  前に書いたKSB瀬戸内海放送の情報番組用に見たと書いてるのですが、こんな品のない映画を紹介してしまったんでしょうか。  エリザベス・バークレー、良かったなあ。 <ネットで調べてみる>  ラジー賞13部門ノミネート7部門受賞の快挙で、実際に会場に来て受賞したのはこのときのバーホーベンが初だったそうです。(後に伝説のハル・ベリーとかありますが)  見直すしかないですね。

【忘却度70%】ラストサマー

1998年4月13日、13:00浜松町ソニー試写室で鑑賞。  「スクリーム」などと合わせて、当時私はこのへんを「ビバリーヒルズ・スプラッタ白書」と呼んでました。旬の女優がおっぱいぷるんぷるん(出典:総統閣下シリーズ)させながら、殺人鬼から逃げ回る映画ブーム。  これは男女4人が轢き逃げしてしまって、翌年「去年の夏、おまえたちが何をしたか知ってるぞ」と脅迫状が届き、みたいな話でした。犯人が誰でなぜ襲ってくるのかは忘れましたが。 <ネットで調べてみる>  ジェニファー・ラブ

【忘却度70%】ムトゥ踊るマハラジャ

1998年1月7日、15:00徳間ホールの試写で鑑賞。  いまでこそインド映画の歌い踊るシーンはお馴染みになりましたが、当時、インド映画がこんなことになってるなんて誰も知らなかったところでの本作。  試写会場は驚きの吐息と笑いの連続でした。  まず私、オープニングのあの曲が鳴ってる間にも、「悪役が歌ってるって斬新だなあ。主人公まだかなあ」と思ってましたから。ラジニカーント見ながら。 <ネットで調べてみる>  いまだにあのオープニングナンバー、もちろん歌詞はわからないです

【忘却度70%】時をかける少女

1997年10月3日、16:00シネカノン試写室で鑑賞。  角川春樹氏が監督したリメイク版です。  原田知世さんがナレーションやってたのは覚えてます。  この映画、何が衝撃って最後にユーミンの「時をかける少女」が流れるのですが、この歌、歌詞はそのままにメロディが全然違うのです。  こればかりは文字では再現できないので、ぜひ探して聴いてみてください。 <ネットで調べてみる>  ちなみにユーミンのその曲は「時のカンツォーネ」というタイトルだそうです。

【忘却度70%】世界中がアイ・ラヴ・ユー

1997年7月22日、13:00シネセゾン試写室で鑑賞。  ウディ・アレンの多幸感たっぷりのミュージカル。  セーヌ川のほとりの空中に浮くダンスシーンとか、シーンはいくつか出てくるのですが、かなりの登場人物たちのそれぞれのエピソード覚えてないです。  そしてエドワード・ノートンのデビューと同時に大ブレイクのうちの1作。  この原題「Everyone Says I Love You」を「世界中がアイ・ラヴ・ユー」としたのは正解だったと思います。 <ネットで調べてみる>  

【忘却度70%】スウィンガーズ

1997年5月15日、13:00銀座ヘラルド試写室で鑑賞。  後にマーベル監督になる、ジョン・ファブローの脚本&出演作。  当時大好きすぎて、ブルータス誌から女性セブン誌まで、レビュー記事書きました。  女の子に電話かけて、留守電に何度もメッセージを(「ごめん、さっき言った件だけど」ピー、みたいな)吹き込むくだりがとくに最高です。  って留守電の描写、文字ではいまの人にわからないですよね。 <ポスターを見てみよう>  「go」という映画のときにも驚きましたが、ダグ

【忘却度70%】リトル・ロマンス

1997年4月30日、テレビ放送(深夜)で鑑賞。  当時(97年でなく、この映画の公開された70〜80年ごろ)、少年少女の恋愛もの流行りましたよね。「小さな恋のメロディ」とか「ラ・ブーム」とか、ちょっと系統違いますけど「青い珊瑚礁」とか。  当時、少年だった私は羨ましさのあまり、いろんなところをかきむしったものでした。  これは少年少女が、ベネチアのなんとかの橋でキスするやつです。 <ポスターを見てみよう>  ダイアン・レインだ! 大事なことを忘れてました。 <ネ

【忘却度70%】奇跡の海

1996年10月14日、18:30徳間ホールでの試写で鑑賞。  ラース・フォン・トリアー。  日記には「すごすぎ」とあります。すごすぎなんですよね。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」にも負けないくらいすごい映画だと思います。  エミリー・ワトソンとステラン・スカルスガルド。 <ポスターを見てみよう>  いくつかシーンは浮かんでるのですが、肝心のラストを忘れてしまいました。 <ネットで調べてみる>  そんな鬱展開でしたか。

【忘却度70%】カップルズ

1996年7月11日、13:00シネセゾン試写室で鑑賞。  お待たせしました。これまでも何度か予告した「カップルズ」です。  この試写の6日前、仲の良い配給会社の方から、エドワード・ヤンの新作「 麻将」(麻雀)の、邦題を考えてほしいという依頼がありました。  そして確か、簡単なプロットとスチールだけ見て、いくつかの案を出して、そのうちのひとつが「カップルズ」でした。  そしてこの日試写を見て、あれ、4人の少年たちのそれぞれの恋模様の映画だと思ってたけど、違うなと気づい

【忘却度70%】デッドマン・ウォーキング

1996年4月30日、15:30ヘラルド試写室で鑑賞。  死刑囚ショーン・ペンが、カウンセラーだったか設定忘れましたけど、スーザン・サランドンとの交流を通して、人としての心を取り戻し、という話です。  タイトルは死刑執行に向かうときに、係官が発する言葉。 <ポスターを見てみよう>  監督、ティム・ロビンス(スーザン・サランドンの旦那)だったんだ。 <ネットで調べてみる>  すばらしい映画です。

【忘却度70%】誘う女

1996年3月28日、15:30六本木ギャガ試写室で鑑賞。  ガス・ヴァン・サントです。  二コール・キッドマンが若い男をたぶらかして、夫(マット・ディロン)を殺させようとする話だったかと。実話ベースだったんじゃないかな。 <ポスターを見てみよう>  ちなみに日記には「試写室に加賀まりこさんがいた」とあります。関係ないですね。 <ネットで調べてみる>  ラスト忘れてたのでどうなったんだっけと調べてみましたが、そうでした、「アイススケート」でしたね。

【忘却度70%】(ハル)

1995年11月7日、15:30東宝試写室で鑑賞。  森田芳光監督で、深津絵里さん主演。当時、すごくいいと思った記憶あります。  パソコンでのチャット通話がそのまま画面に出てくるという、斬新な演出。パソコン通信がまだまだ一般的ではないころでした。そしてあっという間に、それが古いものになってしまったわけで、この時代ならではの映画です。 <ポスターを見てみよう>  「ストレンジ・デイズ」に続き、これもいまの人が見たらどう思うんだろう。 <ネットで調べてみる>  予告編