野坂昭如【國文学】【別冊新評】
1993年7月26日。
「上智図書館で昭和49年の「國文学」野坂昭如特集を見つけて読む」
11月2日。
「神保町の古書店で、昭和48年の「別冊新評・野坂昭如の世界」1,800円で買う」
この段階で20年前の雑誌なので2冊まとめて。
ちなみに「國文学」は後日持ってた友人のものを全部コピーしました。
これもリアルタイムではないんですけど、この時期、野坂昭如先生の小説にどハマりして、片っぱしから読んでた時期だったのでした。
子供のころの野坂昭如先生のイメージは、岡本太郎先生と同じく「コマーシャルに出てる変なおじさん」。
野坂先生は私が大人になっても、とんねるずや大島渚監督と殴り合ってるし。
いまの人は逆に「火垂るの墓」の原作者といういいイメージだけなのかしら。
そんなわけで「エロ事師たち」を読んで衝撃を受け、さらにジャンルのまったく違う「生誕の時を求めて」とか「てろてろ」とかを読みながら本当に声に出して唸ったりしてたときに、改めて20年前のリアルタイムな雑誌に夢中になった次第。
子供の私に野坂先生のイメージを決定づけた「ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか、ニ、ニ、ニーチェかサルトルか」。