【忘却度60%】「江口寿史のなんとかなるでショ!」
1989年4月15日。
これは再読です。
私が小説家になったのもですが、それ以前に編集者やライターをしてたのも、そもそも雑誌や本に興味を持ったのも、これまで実際にお会いしたこともあるミュージシャンの方々が好きになったのも、すべての原点は小学生のころに熱狂した、江口寿史先生の「すすめ!!パイレーツ」でした。
野球ギャグ漫画としても大傑作ですけど、いろんな他のマンガやアニメなどのパロディやギャグ(いますぐに思い出したのは「マッチ1本火事の元、ポーの一族萩尾望都」)、音楽関係だと、一平くんに怒られると犬井さんと猿山さんがYMOになって演奏してたり、広岡達朗がこっそり偵察してるのを見つかると長髪のズラかぶって「こんにちは山下達郎です。♪あおい〜すいへいせんを〜」とごまかしたり。
どれだけのカルチャー自体を、この漫画から教わったかわかりません。
という江口先生。後にロングインタビューさせていただいたことがあるのですが、その熱狂的ファンぶりは必死に堪えておりました。
さて本作。
このあいだまでエピソードが「爆発ディナーショー」収録のとどっちがどっちかが混ざりがちですが、最近「爆発ディナーショー」を再読したのでだいたい区分けできそうです。
まずはトーマス兄弟の「そ・れ・だ・け・な・ら・ば・ま・だ・い・い・がっ!」ですね。
<ネットで調べてみる>
「恋はガッツで」! 好きだったなあ。
行為後のゴルゴ(っぽい男)とヒロインのコマのスピードに声出して笑いました。
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