【忘却度60%】連城三紀彦「恋文」
1990年8月6日。
この表題作はとにかく大好きでしたが、本書に収録されてる他の短編がいまぱっと思い出せないので、忘却度はこの数字です。
ずっと読み返したいと思いつつ、私自身が大事な人を本書の女性と同じ病気で、しかも似たようなシチュエーションで失った過去を、ずっと引きずりながら生きてるもので、なかなか手に取る気持ちになれず。
<ネットで調べてみる>
映画化作品は萩原健一さんがとにかくすばらしかった記憶はあります。
唯一ちゃんと覚えてるラスト、妻子のいる家のドアをノックできずに去っていく萩原健一さん、それを子供を抱きしめながら足音だけ聞いてる倍賞美津子さん。
思い出しただけで泣きそう。