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【忘却度70%】青山圭秀「理性のゆらぎ」

1993年9月11日。

 当時、ものすごく話題になった本です。
 この本のタイトルを知らなくても、サイババ・ブームの火付け役といえば、「ああ」となる人も多いんではないでしょうか。
 でも、いまの人はサイババがまずわからないですよね。
 インドの宗教家ですけど、どれだけブームかといえば、テレビで起こす奇跡が取り上げられて、今度は「あれはインチキだ」と取り上げられてと大騒ぎしてたくらいです。
 なんでも、アンチが出てからが本当のブームですから。
 当時はスピリチュアル的なものに対するブームがインテリ層やカルチャー層にあったので、本書はその空気にも合致して一気にベストセラーになったかと思います。
(そのブームはオウム事件で消えてしまいましたが)

<ネットで調べてみる>

 私の勤めてた雑誌でも対談などで登場されて(担当は私ではないですが)、その縁で、94年1月13日、青山スパイラルでの松任谷由実さん、龍村仁さん、青山圭秀さんのシンポジウムにご招待されて見に行ったりしました。
 そんな時代だったなあ。
 ちなみにそのシンポジウム後の懇親会みたいなのがスパイラルカフェであったのですが、そこに(以下略)。

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