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【忘却度40%】レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」

1996年2月27日。

 もちろん再読です。
 先に書いた、ハードボイルド特集のチャンドラー名文集のための書き抜きしつつ。
 チャンドラーで唯一、まあまあ覚えてる作品。
 ギムレットには早すぎるね。

<ネットで調べてみる>

 後年、村上春樹先生が訳された本も買いましたが、結局読まなかったんですよね。清水俊二先生訳の文体が大好きだったから、イメージが変わってしまうのが嫌で、というのは嘘で、たんに「まあこれ、前読んだ話だしな」でほっといてしまってました。
 でも村上春樹先生訳のタイトルが「ロング・グッドバイ」だったのは嫌だったなあ。村上先生、「ライ麦畑でつかまえて」も「キャッチャー・イン・ザ・ライ」というタイトルにしてたし。
 なんでこれだけ馴染みがあって、しかも名訳中の名訳の2冊のタイトルを、わざわざセンスなしの原題ままにしてしまうんだろう。

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