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【忘却度50%】ガブリエル・セヴィン「書店主フィクリーのものがたり」

2017年12月25日。
 
 殺伐とした本をたくさん読んで、自分自身も殺伐とした小説を書いてた年だったので、最後くらいほんわかしようと思ったのでしょうか。
 
 ものすごくいい話でした。
 偏屈な書店主と、店に置き去りにされた幼女と、2人と仲を深めていく書店営業の女。
 もうね、たまらなかったです。いい人たちのいい話。
 
 この時期、蔵書の7割くらいを処分し始めた時期だったんですけど、これは残しました。

<ネットで調べてみる>
 
 私自身の話ですけど、ある書店のプッシュで本が売れたことがきっかけで小説家として世に出たみたいなところがあるので、この10年の街から書店が消えていく状況は本当に寂しい。
 
 私にとって人生でいちばん大事な人も書店員でした。

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