【忘却度0%】村上春樹「風の歌を聴け」
1989年9月20日。
再読です。
小説だけでなくあらゆる本の中でも、いちばん衝撃を受けたのはもしかしたら本作かもしれないです。
前にも書きましたが、とにかくいままで読んだことがない種類のものでしたし、読み終わった後に景色が変わるというか、自分がいままでとは少し変わってしまったというか。表現難しいですけど。
多感な高校生はそれくらい、「食らって」しまったんですね。
<ネットで調べてみる>
そもそも読んだのは、映画が先。
たぶん年末年始だった気がしますが、本作と「ヒポクラテスたち」という大森一樹監督作を深夜、連続で放送してたんですよね。
なんかすごい2本立て見たなあとずっと心に残ってました。
小林薫さん、真行寺君枝さん、ヒカシューの巻上公一さん、ジャズミュージシャンの坂田明さんから、室井滋さんまで、よほど少年の私の中に刻まれたようでよく覚えてます。