ガールズバンドクライに心と精神と脳を破壊された話#6
第6話の感想&考察&妄想です。
この話はルパと智が加入する話です。ライブはないので箸休め回ですが、トゲナシトゲアリとしては5人が出会う重要な回です。
割と好き勝手書いてるので構成とか各回でバラバラです。すみません。
今回も実際に6話を見ながら見てもらえると嬉しいです。アニメをもう一度見てほしいので、キャプチャはあえて外します。
※いつも通り13話までのネタバレありです。
※まだ観ていない方は13話まで観てから先に進んでください。
第6話 はぐれ者賛歌
サブタイトルについて
例にもれず実在する歌から来ています。
歌詞を見て思ったのは、新川崎(仮)の目線としても、beni-shougaの目線としても、過去がどうであれ、周りがどうであれ、”自分たちの歌”を歌うしか道はない。そんなことを感じ取れる歌詞なのかなと思いました。この回のテーマでもあると思います。
冒頭~アイキャッチまで
ルパと智のレコーディングシーンから始まります。beni-shougaはボカロでメロディーを作っていますが、歌入れが難しく、中々うまくいかずに悩んでいたんだと思います。そんな中、新川崎(仮)の視界の隅 朽ちる音を聞いてコレだと思ったのでしょう。
桃香が仁菜の歌声を好きになったように。
仁菜の歌声が好きというのは、13話まで智ちゃんは伝えていませんが、この時点で好きになっていたはずです。
ルパが智ちゃんにSNSのフォロワーを見せるシーンがありますが、これは自分たちのやってきた音楽は少なくとも"間違っていない"という暗示でしょう。
もともとbeni-shougaは4人のバンドで武道館を目指していましたが、とある理由で解散しています。これは後の話で出てくるのでそのときに。
この残りの二人がまだ音楽をやっているのかは不明ですが、ルパと智がトゲトゲになったことには確実に気づいていると思うんですよね。でも別れ方的には良くない別れ方だからもう音楽をやっていない可能性もあるよなぁ。気づいてくれてると良いな。。。
OPを挟んで、新川崎(仮)メンバーは銭湯に来ていますが、相変わらず仁菜は喉を壊しています。
サウナではライブの振り返りをしていますが、ここですばるの自己紹介場面が出てきます。が、すばるはプレアでーすと名乗っています。
これには意味がちゃんとあり、プレアデス星団のことを指してると思われます。プレアデス星団は和名が「すばる」です。
また「すばる」という名前には「集まって一つになる」という意味もあるので、作品上の役割と一致します。
またこのプレアデス星団と思われるものが、確認した限りでは、11話のライブシーンのクライマックス、13話のライブ会場への扉を開けるシーンで出てきています。ほかにもあったら追記しておきます。
ただ、すばるがそこまで考えて名前を名乗ってるとは考えにくいので、これはあくまで製作陣の隠しメッセージかなと。
話を戻します。仁菜はサウナでのぼせており話が全く入ってきていません。恐らく?人生初サウナでしょう。
仁菜は風呂を上がって早速エゴサしてますが、桃香は興味なさそうです。桃香は現時点では周りからの反応にはあまり興味がないのでしょう。(13話ではエゴサしてますが、このシーンの対比なのかな。)
というかこの時点では、”自分の歌で”結果が出ていないので、音楽を続けていくか悩んでいたはずです。仁菜の歌は好きだけど現時点では目標はなく、仁菜とすばるを巻き込んでしまうくらいなら真剣にはやらないほうがいいって。
場面は変わり仁菜とすばるは吉野家でご飯を食べています。このシーンのムカツクムカツク闘牛仁菜好き。
仁菜は帰宅しバンドの目標を調べますが、よくわからなかったのかライブハウスのおっちゃんに聞きに行き、結局は数だということを改めて教わります。この話では特にこの「数」がフォーカスされてる気がします。
場面がまた変わり、ルパと智のシーンになります。
ルパはこれは悪い考えではないと言います。が、武道館を目指していた頃の写真は剥がしてください。と智ちゃんに伝えます。
これは今のままではbeni-shougaが武道館に行くことができないことが分かっているからこそのセリフだと思います。一定数のフォロワー数はいるけど、ライブは当然できないし、歌入れも思ったように歌えないし、おそらく伸び悩んでもいたんじゃないかなと。
音楽は続けたいし、自分たちのやりたいことをやりたい。けど今はやりたいことが実現できてない。だから可能性のある新川崎(仮)にかけてみようかな。って。桃香が仁菜に声をかけたように。
新川崎(仮)の練習シーンに変わります。仁菜はフォロワーを伸ばす作戦を二人に伝えますが、すばるにそれは今のダイダスと一緒だと言われます。
でも、そうでもしないとダイダスに勝てない。負けたくないと伝えます。
吉野家のシーンで仁菜はすばるに伝えます。
ここで智ちゃんがハッとするのがいいですよね。そして智ちゃんから名刺を渡すのも最高です。
アイキャッチ後~エンディングまで
丸福珈琲店に移動後、ルパと智から新川崎(仮)の3人と一緒にやってみたいと声をかけられます。
このシーンのうそぉ仁菜すき。
ルパと智は一度事務所に入ってやってみたものの、”自分たちの歌”が違うものになってしまってやめたことも話します。ただ、新川崎(仮)の3人は好きなことしか歌ってないように見えたから一緒にやってみたいと思ったことも伝えます。
これは先程話したように、新川崎(仮)の3人なら上手くいくかも。好きなことができて、その想いもちゃんとぶつけられるかもって。思ったから声をかけたんでしょう。
そして4人で武道館に行って大きさを改めて実感します。
仁菜は、ここでも”間違ってない”、”負けてない”が基準です。
「負けてない=勝った」ではないんですよね。仁菜は勝ち負けを決めたいんじゃなくて、あくまで自分たちの好きを突き通したうえで、間違っていないを"証明"したいんですよね。それがこのガールズバンドクライのいいところです。
武道館に行くまでアニメ続けてください。お願いします。
すぐ桃香に連絡しようとする仁菜ですが、桃香にはストレートに伝えるべきじゃないとすばるに言われます。嘘つき。ではないか。
桃香にはbeni-syougaの楽曲を聞かせて、ちょっとだけ一緒にやってみようと言われたことを伝えます。が、桃香はそんなに乗り気じゃない答えをします。
これは、この後のシーンですばるが言っているように、桃香は音楽作ること自体は好きだけど、それが通用しないことは分かっているから、やる意味があるのか。そもそも新川崎(仮)自体をどうしていくのか。また自分から始めたのに逃げていいのか。色々悩んでいたんだと思います。
そして実際の音合わせのシーンになります。
桃香はあまり乗り気ではないので挨拶も淡々としているように感じます。
このシーンでは5人バージョンの視界の隅 朽ちる音が流れますが、5人バージョンはたぶんここでしか聞けないと思います。このバージョンのフル聞きたい。
そして仁菜は更にロックに夢中でしょう。
この後桃香がギターで返事するのですが、ここでは同意でも拒否でもないようなそんな返事なのかなと感じました。
うれしいけどこのまま色んな人を巻き込んでってしまっていいのか。また旧ダイダスのようになってしまわないか。自分の歌ってなんだっけ?目標ってなんだっけ?間違っていないなんてどうやって証明できるの?って。
多分武道館のことも桃香に伝えてると思うんですが、武道館を目指すだけでいいの?とも思ってると思います。
最後にルパ智の部屋に移動した5人は、フェスに出て注目を浴びることを話します。
最後のシーンは桃香のベランダのシーンで終わりです。
この時の桃香は何か考えていたはずですが、
この紫みたいなエフェクトには多分意味があるんだと思うんですが、わかりませんでした。すみまけん。桃香のテーマカラー?は水色なはずだし。わかる人いたら教えてください。
以上、6話の感想&考察&妄想でした。
他の話の感想も書いているのでよければ読んでください。
最終話である13話は先行して書いてます。13話は随時追記しています。
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