うちのもう一匹の猫
その名も「チャリン」
ハチワレの猫なのだが、なんと、ちょびヒゲまでつけている。
そう、ぼくが敬愛してやまない「チャールズ・チャップリン」にそっくりな猫なのだ!
ちなみにチャップリンについては、いつかこの雑記の方にも上・中・下で書きたいとは思っている。長くなりますぞ、とは、あらかじめ伝えておく。
ちなみにうちのチャリンちゃんはメスである。
野良猫だった
うちの奥さんの友達が埼玉に住んでいたのだけれど、(現在はもう台湾に帰ってしまった)その時暮らしていたアパートの近くを、まるで放浪者「チャーリー」のようにウロウロしていたらしい。
奥さんの友達が写真を撮って、うちの奥さんに送ってくれて、ぼくも見せてもらって、
「うん、すぐ保護しよう」
となるのはとても自然な流れだった。
「何このチャップリン猫!!」
ぼくはとても興奮していた。
エサの概念がなかった
うちに来た当初、当然エサを与えたわけなのだけれど、全く手をつけなかった。人間から与えられたものは怖い、という感覚だったのだろうか。
夜中に、うちのキッチンの生ゴミを漁って食べているようだった。朝になると、排水溝のネットが引っ張り出され、完全に食べていたような形跡があったのだ。
それまでは2日〜3日に一度の取り替えだったのだが、食事後、皿を洗ったあとは、毎回キッチンの排水のネットはすぐに取り替えるようにした。
運動オンチ
だんだん慣れてきて、リビングにあるキャットタワーにも登るようになった。しかしチャリンちゃん、脚をかけるところをミスったりして、落下するのである。流石に猫なので受け身はちゃんととるから怪我などはしないのだけれど、本当にドジっ娘なのである。
「よく野生で生きてこられたな〜」
感心してしまうほどのドジっ娘ぶりが、本当に可愛い。
ぼくにはあまり懐いていない
今ではうちの奥さんにべったりなチャリンちゃん。甘えん坊でとても可愛い。いつか山高帽とステッキを持ってもらって、チャップリンっぽくして、写真にでも収めたいものだ。ネコスプレである。(うまいこと言えた)
立派なちょびヒゲはあるのだから。