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紙書籍ギャンブル
はじめまして。はやおサークル3年のもちごめです。炊いたもち米に醤油をかけて食べるのが好きです。
突然ですが、皆さんは本を読む時、紙派でしょうか電子派でしょうか。
読むものによって使い分けている人もいれば、断然紙派、断然電子派、の人もいると思います。
私は今のところ完全に紙派です。
紙の本がめちゃくちゃ好きだから、というのが主な理由で、あとは電子決済用の魔法のカードを所持していないから、というのが小さな理由です。
もはや紙では中古でも売ってない、あるいは状態が悪いものしかない本も存在するので、そういう本が欲しくなった時に、電子版を発見すると大変感動します。買えませんが。
本は完全紙派の私は、本屋に足を運んで本を買うのが大好きです。
沢山並んだ本の中から、自分の探していた本を見つけ、手に入れた瞬間の幸福感の虜になっています。
そんな私が最近ハマっていること、それは
『紙書籍ギャンブル』
です。
紙書籍ギャンブルというのは私の造った造語で、ギャンブルの一種などではありません。
紙書籍ギャンブルは、本屋でその日たまたま見つけた、装丁とあらすじくらいしか知らない期待値の低いまま買った書籍が、自分の好みかどうか読むまで分からないスリルを味わう行為です。
ギャンブルと称しましたが、紙書籍ギャンブルの良いところは賭けたら必ず得るものがあるという点です。
賭けるのは書籍代、得られるのは書籍と知識。
そこに付加価値として期待値以上の面白さが付くか、期待値通りのまあまあな面白さで終わるか、が肝です。
この期待値以上の面白さを引き当てた瞬間の高揚感が堪らなく、やみつきになるのです。
本(特に漫画)はビニールに包まれ購入前の立ち読みは出来ず、事前にネットで試し読みをしてから本を買うのが当たり前、書籍代はそこそこ高いという時代に「本を見た目だけで買う」というのはかなりスリリングな行為で、私の中ではギャンブルとして充分成り立つものなのです。
なんと健全なギャンブルでしょう。
そうして私は、健全さを盾に紙書籍ギャンブルにハマり、そこそこの金額を書籍代に費やしています。抜け時はわかりません。生涯ハマっているかもしれません。
ぜひ電子派の皆さまも一度、紙書籍ギャンブルをしてみてはいかがでしょうか。
AIのオススメには出ない、素敵な書籍に出会えるかもしれません。
以上、紙書籍ギャンブラーのもちごめでした。
ごきげんよう。