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【あの卒業生は今】         大久保 カプール 玲夫奈さん

【あの卒業生は今】vol.26
 中目黒でインドのスパイスミルクティーであるチャイの専門店を経営されている大久保さん。大久保さんのグローバルキャリアの経験と現在のご活躍についてお聞きしました!



‐自己紹介をお願いします。

 大久保カプール玲夫奈と申します。
現在はモクシャチャイというチャイのブランドの代表をしています。


-桜美林大学に入学したきっかけはなんですか?

 町田が地元で大学から近かったこともあったんですが、高校時代から英語が得意だったこともあり、入学してからも豊富な留学制度がある桜美林大学を選びました。

-就職活動や社会人生活に向けて、学生時代にしておくべきことは何だと思いますか?

 今は僕らの時代とは違って、SNSでいろいろ事前に調べたり、人生の選択肢や情報が増えてきていると思います。
逆に迷いすぎちゃうこともあるかもしれないですが、本質を見極める力はどの時代も一緒だと思うので、いろんな情報がある中で本当の情報を取りに行く力はこれからとても大切になってくると思います。
 あとは自分の足で動いてみたり、学生時代に旅行してみたり、いろいろな場所に行く等、自分で体験、経験をしてみることも大切だと思います。
 
-卒業後の進路を教えてください。

卒業後は一部上場の機械メーカーに就職しました。
入社した理由は単純で、英語が好きで海外に行きたかったからです。留学するか仕事で海外に行くしかないと考えていた時に担当のキャリアアドバイザーの方に、機械メーカーの営業の枠が開いているとチャレンジを進められました。面接では将来的には海外で仕事をしたいという意思を示して無事入社することができ、そこから12年間勤務しました。

-海外赴任の経験から感じたことは?

イタリアに工場を建てるということで現地に行くことになったのですが、外国人として生活する大変さを感じました。その点日本のすばらしさを再認識しましたね。配達や電車では、決められた時間に来たり、役所の手続きが早かったり…日本はなにかと環境が整っていると感じました。その分、自分で事業をはじめて失敗したら自分の実力の問題じゃない?と感じるようになりましたね。何か始めたい時に始めやすい国だなと思いましたね。


‐モクシャチャイについてと今後の展開について教えてください。

 モクシャチャイとはチャイのブランドで、インドのスパイスミルクティー ことなんですけど、父親がインド人なのでよく昔作ってくれたんです。大手チェーン店が出しているチャイと、父の作ってくれたチャイの味が違いすぎて毎回飲む度、びっくりしていました。また、大手チェーン店のチャイと、父が作ってくれたチャイの味の違いに毎回驚かされていました。
大手のチャイが一般的に受け入れられている中で、父が作るインド本場の
オリジナルの味を日本で広める意味があると感じるようになりました。また創業当時はチャイの専門店がまだ少なかったことも、私にとってのチャイのブランドを始める動機の一つとなりました。
今後の展望については、チャイのマーケットシェア的には現状上位でですが、今後も店舗展開をしていければいいなと思っています。
家でも飲んでもらいたいという思いもあるので「モクシャチャイ」の認知度を上げていきたいです。

‐あなたにとっての桜美林大学とは何ですか?

桜美林に入学したことがグローバルキャリアのスタートでした。
在学中は留学生とよく遊んでいたので、リアルな英語に触れる機会が多くありました。勉強以外でリアルな英語に触れられたため、そこから英語がより面白くなりました。また、様々な国の留学生とのコミュニケーションを通して、新し価値観を感じることができました。学内には留学制度等、様々なチャンスが転がっていて、面白い経験ができる大学だと思います。在学生の皆さんもぜひ自分からチャンスを掴みにいってほしいです。


チャイ専門カフェ モクシャチャイ中目黒
火曜日定休日 営業時間は10:00~19:00
(2024年11月時点)


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