20160601 犬のシャンプーの話
昨日今日と実家に戻っていた。
今日は祖父の誕生日だったので、会いに行きがてらまた犬を洗った。
彼女は私のいない間に夏カットになっていた。羨ましいな、私も髪が切りたいな。
生まれてからかなりの長い期間、使っていた洗髪料はメリットだった。
だから、幼い私が初めて触れた「いい香りのシャンプー」は、LUXでもいち髪でもツバキでもなく、犬用のシャンプーだった。
大人になってからも、ちょっといい香りのするものがあると「犬のシャンプーみたい」と思ってしまうし、なんなら口から出ていることもある。
(私にとっては最大の賛辞なんだけれど、あまりそれは伝わらないようなのでよく反省する。)
ただ、最近久しぶりに犬を洗ったとき「あれ?シャンプーこんな香りだっけ」と思ってしまった。
いい香りではあるんだけれど、私の想像していたのとは全然違う。
どうやら私の中では、「いい香り」の象徴として「犬のシャンプー」が残っているだけで、その実態はもう遠い昔に失われてしまっていたらしい。
記憶は曖昧に溶けていく。
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Tumblrより再掲 20160601 犬のシャンプーの話
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くそ休職貧困女です。旨い飯が食べたい。