Turn! Turn! はじめます
それは、”ズレ”の可能性の追求。
それは、”驚異”との遭遇のデザイン。
おそらく、”正しさ”はその価値を弱めるだろう。もちろん、必要なのだけど、僕らが担うことではなくなる。
では、僕らはどこに生きるのだろうか。
何を担い、何に命の熱や風を感じるのだろうか。
それを”ズレ”だと、僕は考えた。
グローバルな、一同で共有するのっぺりした世界観にカウンターを仕掛けるが如く”ズレ”としての自らの世界観。
そこから、奇襲攻撃で世界の平坦な水面に一石を投じ、揺らぎを生じせしめる瞬間。
その瞬間こそに、僕らは自らの命を感じるだろう。
”ズレ”るためには”驚異”が必要だ。
それは自らの世界観を改変・更新するためのきっかけであり、自らの内部からその高純度な肉声を噴出させるためのきっかけである。
”驚異”が動きを与えてくれる。
しかし、”驚異”の前に立った時、”ズレ”ようと意気込んだ時、僕らは足をすくめるだろう。
そこに世界は顔を出して、僕らを安全地帯へと誘惑する。
都合のいい程度の命の動きや世界に触れている感覚を僕らに与える。
そんな時には、すかさずこう叫ぼう。
「Turn! Turn!」
それは、僕らの命を躍動させ、世界にこの手で触れるための合言葉だ。
そしてここは、そのための追求と実践の場である。
文化や空間、アート、身体など、きっかけとしての”驚異”は至る所にその可能性を秘めている。ここは、その気配のする方へ僕が無邪気に手を伸ばし続ける好奇心の記録と実験の場だ。
この場を立ち上げるにあたった経緯や、僕の関心や追求、目的を示したマニュフェストのような文章も公開中です。
ご興味のある稀有な方は、是非ご覧ください。