A大入院治療開始
5月23日(火)A大入院
この日は、朝9:00にA大附属動物病院に連れて行くことになっていました。
ピーク時ではないものの朝のラッシュの時間帯で、キャリーバッグに10キロ越えの犬を入れて移動するのは、かなりきつかったです。
地元の駅からは下りであることと、乗り換えは始発駅だったこともあり、ヘロヘロになりながらも到着することが出来ました。
舌にできものがあるのを発見してから二か月以上たって、ようやくフランが治療を受けられる日がやってきました。しかも治療は、現時点では最先端と思える、RADPLAT(超選択的動注化学療法併用放射線療法)。
なんとかフランの舌が動く状態で治療を受けさせたいと思っていましたが、食べるのが日毎に遅くなってはいるものの、なんとか舌が動く状態でこの日を迎える事が出来ました。
何日か前からよだれが酷くなってきていて、最初K病院で言われた、腫瘍だとよだれが、だらだらでてきますから、の一歩手前といった状態。よだれのにおいもきつい。
できものに気づいてから、二か月何もすることができず、結局、この状態まで来てしまったことが悔しかったです。
この週末には、お風呂に入ったり、ボールで遊んだり、おいしいご飯を食べて、長距離の散歩をしたり、色々な事ができました。最後になるかもしれない貴重な週末を過ごしました。
一度、食べた物をほとんど未消化で吐きましたが、散歩の時は元気でした。やはりよだれがすごく、畳む前の洗濯済みの物の上で寝て、よだれを付けてくれました。しかし末期がん患者は叱られません。
診察室に呼ばれ、フランを引き渡しました。
これから行う治療について再度説明をうけ、費用の概算の説明、治療後フランを引き取りにくる時間を決めました。
受付では、リード等預かったものリストを作成しました。キャリーバッグ等も置いていこうと思えば預かってくれるようです。
N大では、フランを迎えに行く時間も前日の夜になってから、電話が掛かってきて決めてましたっけ?、という感じ。預けたものリストもないし、何より治療費の話なんて一切説明はありませんでした。
RADPLAT(超選択的動注化学療法併用放射線療法)の予定は、
5月23日(火) 放射線×二回
5月24日(水) 放射線×一回 動注療法×一回
5月25日(木) 放射線×一回 動注療法×一回
5月26日(金) 放射線×一回
三泊四日で放射線五回、動注療法二回を行うということでした。
金曜日の放射線が終わって麻酔の影響が無くなってから、午後二時半に迎えにいくことになりました。
<費用> 入院内金 50000円