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Stay Homeで応援しよう!
政府から緊急事態宣言が出されて2週間が過ぎました。
テレワークになった人、臨時休業になる商業施設、通常通り仕事の人、様々かと思います。
かく言う医療職の私は日々の仕事+少し感染症の仕事をこなしています。
病院は最後の最後まで働かないといけない場所だから、今後事態が悪化して部署解散→各部署への応援にならないことを祈るばかり。
そんな中で、「連休はお休み取れるの?」と聞いてくださる患者さんが最近とても多くて、カレンダー通り休めそうですって答えると「あら、よかった!ゆっくり休んでね〜いつもありがとう」と声をかけてくださる。
ちょっとご無沙汰しているお医者さん(しかも偉い先生)と廊下ですれ違ったら「最近会わないねー久しぶりだね」と声をかけてくれて、「先生のことお見かけはするんですけどお話しするの久しぶりですね」って返したら「元気ならそれでいいんだー」と去っていく。
最前線で働く人だけでなく、後方支援をしている職員を全スタッフの前で労う副院長がいる。
一人一人の努力と、知恵と、思いやりのおかげで、この非常事態の中を日々頑張って働けています。
医療スタッフありがとうの声はTwitter等でも多く見かけていて、その温かい言葉で私たちは日々働き続けられています。
その背景には社会のために日々働き続けている人がいて、その人たちに私たちは支えられています。
医療従事者だけでなく、今このご時世に働いてくれている人、感染拡大防止のために自身の生活を苦境に晒しながらも休業してくれている人、苦しい人を支援するために動いてくれている人、みんなに感謝です。
一方で、私の地元は外出自粛中であるにもかかわらず、週末になると海辺は大勢の人で溢れかえります。
自家用車なら安全、オープンエアだから大丈夫、ちょっと気分転換してすぐ帰るから良い。
なんてことはありません。
駐車場のために渋滞している中で換気のために車の窓を開ける、ランチを買ったりトイレを使うためにコンビニに寄り、真夏と同じくらいの人出の浜辺で遊び、潮風が頰を撫でる。
それらがどれだけ危険で、自身だけでなく近隣住民を危険に晒しているか、もう一度考えて欲しい。
いつ終わるかわからない、途方もない戦いに感じると思います。
でも、必ず終わりはあります。
一生涯外に出るなというわけではない
一生涯我慢し続けないといけないわけではない
一生涯不自由な生活をしなければならないわけではない
長い人生のほんの数週間、ちょっとだけ、ちょっとだけ我慢できませんか?
1日も早く終息するように、みんな同じ願いのもと日々頑張っています。
不要不急の外出をしない
それがどんなありがとうよりも嬉しい、応援のされ方です。
どうかみんなができる応援の仕方で、私たちの生活を支えている人たちを応援してください。
それが一医療者の願いです。