トランプ再選が日本経済に与える影響を経済学初めて学ぶ50歳が考えてみる
経済学を学ぼうと思ったからか、何でもかんでも経済学と結びつけて考えるようになった。
さて、今日はというと、アメリカ大統領選が日本の経済に与える影響について気になったというわけだが・・・これがどんなふうに影響してくるのか、初学者なりに考えてみることにした。
まず、日本とアメリカって貿易関係がすごく重要だと聞く。アメリカは日本にとって最大の貿易相手国の一つで、新しい大統領がどんな政策をとるかによって、日本の企業にとって追い風になるのか、それとも厳しい状況になるのかが決まるらしい。たとえば、「アメリカ第一主義」のように、アメリカの産業を優先するような保護主義的な政策が続けば、アメリカに製品を売る日本の企業には負担が増えるかもしれない。一方で、自由貿易を推進するような流れになれば、日米の経済関係がもっとスムーズになる可能性もある、ということだ。
次に、為替がどうなるか、というのも重要だ。アメリカの金融政策がドル円相場に影響を与えると聞くけど、これが実際どう日本経済に響くのか考えてみると、ちょっと不思議な感じがする。もしドルが弱くなって円高が進むと、日本の輸出企業が不利になりそうだけど、逆に輸入品が安くなる分、消費者にとってはプラスになる。逆にドルが強くなって円安になると、日本の輸出企業にはプラスだけど、輸入品が高くなるのは悩ましいところだ。
それから、投資家の心理も選挙の結果に左右されるらしい。市場って不確実性を嫌うというから、大統領が変わると株価が大きく動いたりするんだとか。新しい大統領がどんな政策をするかがはっきりしていないと、投資家も「これからどうなるんだろう?」って不安になってしまうようだ。逆に、政策の方向性が明確だと、投資家も安心して資金を動かせるから、日本の株価も安定しやすいんじゃないかと思う。
そして、トランプ氏が再選を果たしたことで、こうした影響が日本にも大きく影響してくるだろうと予想される。過去の政権時に掲げた「アメリカ第一主義」は、アメリカ国内の産業を守るために関税を上げたりしていたから、日本企業にとってまた一段と競争が厳しくなる可能性がある。また、トランプ氏が再度金融緩和を求めるなら、ドルが弱くなり、円高が進むかもしれない。円高が進むと、日本の輸出企業は苦労しそうだし、輸入品の価格が下がることで消費者にはメリットもあるけど、企業としては難しい局面になるだろう。
こうして考えると、アメリカ大統領選って日本の経済にいろいろな面で影響を与えるんだな、と改めて実感する。経済って一国で完結するものではなく、他国との関係の中で成り立っているんだな、と感じる。トランプ氏の再選で、これから日本経済がどう変化するのか注目していきたいと思う。