【目標】筆文字アート『己書』師範になります
その先の未来が見たい!
2023年に大事な息子を亡くし、生きる未来も希望もなくしました。
死んでしまいたい!と何度思ったことか。まさか自分がこのような立場になるとは想像もしていませんでした。
息子のことを考えない日はありません。
忘れたいわけではありませんが、忘れられたらどんなに楽かと思います。
少しでも無心になれたら……しか自分をまもる方法がありません。
そこで無心になれるものを探しはじめました。
無心になるということは、少しでも自分のためには大事な時間なのです。
自分は自分で守らないと壊れてしまうと思ったのです。
そこでこの記事を読んだら、今悲しい思いをしている方の少しでも参考になるかもしれません。
出会い
わたしには趣味とよべるものがありませんでした。ただただ漠然と生きていました。
今回今すぐ何かを探さないと生きていけない!
大きな人生の転機がきたのです。
幼いころから、絵を描くこと・字を書くことが好きだったことを思い出しました。
そこでTwitterを見ていたらパステルアートの投稿にふれることで癒されたのです。
さっそく6月からパステルアートを学び、絵を描きはじめ、自分を癒していきました。
パステルアートを毎日描いていくうちに、「作品に好きな字を書きたい!」と思うようになり、10月に筆文字アート「己書」に出会いました。
師範になるには
最初は、師範になることなどまったく考えていませんでした。
筆文字アート「己書」に出会って2回目に、わたしでも「師範になれる」ということを知ったのです。
師範とは、模範になる人・学問や芸術を教える人のことです。
「わたしがなる?」「なれる?」漠然としていました。
まず日本己書道場の師範になるにはもちろん条件があります。
師範になれることを知っても、まだわたしにはさきのことだと思いました。
まずは練習あるのみです。
なぜ師範を目指す?
なぜ己書の師範を目指そうと思ったのか。
それは師範の方々がいきいきしていたのです。
そして今まさに師範を目指している方が目の前にいたのです。
はじめていった千葉の講座で出会った話。
教え子の中に師範の方がいて、その方は千葉の田舎の方で教えていました。そのかたの教えるきっかけは「田舎のみんなのコミュニティを作りたい」と思ったことだそうです。
長年共働きで農業をしていたり、両親の介護していたり。そんなものだというあきらめの昭和の風が、田舎には残っていました。
気づいたら私には何もない……という方がまだ大勢いるらしいのです。
そこでその方々に「己書のおもしろさを伝えたい」と思ったそうです。
そしてその生徒さんたちは、趣味ができ、コミュニティもでき、毎日苦にならず「己書」を書いているそうで、上達もとても速いとのことでした。
この話にワクワクしたのです。
これで師範になったその先に興味をもったのです。
運命なのかも? この流れにのっていこうと思いました。
そしてわたしを指導してくださっている師範から「受けてみますか?」と声をかけてもらいました。
もちろん「はい」と返事します。
流れにのります
わたしは条件である20回以上は受講し、1級合格まできました。
出会ってまだ3ヶ月。がむしゃらにがんばった! という感じではありません。
好きなことなのでできたという感じです。
チャンスはつかみます。
師範になったさきはまだ見えていませんが、さきにとても興味があります。
見てて思うのです。
わたしの師範が楽しそうなのです。生徒全員を笑顔にできる魅力をもっています。
その師範からみえる景色に興味津々なのです。
これで悲しみがなくなるわけではありませんが、少しでもうすれ、前をむいていけるのは自分にとって大変いいのです。
そんなわけで目指しています。
かなえたい夢です!