映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』監督記:30 怪物
河合さんはインタビュアーとしてスゴ腕だ。話題の本質を法律が分からない人にも伝わるように解きながら樋口さんに質問する。インタビューイご本人とやりとりする一方で撮られていることを意識し、スクリーンの前のお客さんにも伝わるように平易な言葉で展開してゆく。これは、ちょっとやそっとでは出来る技ではない。これまで数多いた依頼人たちが望むことの本質と法とを照らし合わせながらの聞き取りを数万回も千切っては投げ、千切っては投げと繰り広げてきたからこそ出来る技だろう。
本作のプロデューサーである河合弘之をやたらスゴイと言うのは身内自慢のようになってしまうが、視点を監督眼に変えて見ても、滅多に巡り会うことができないトップランナー弁護士とは本当にスゴイものだなぁーと単純に感心してしまうのだ。
映画公式サイト
https://saibancho-movie.com
宣伝費を募るクラウドファンディング
https://motion-gallery.net/projects/saibancho-movie
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