小原浩靖映画監督日記:147 謹賀新年
2025/1/1 晴。
新年あけましておめでとうございます!
この日記を続けてお読みいただいているのは140名様くらいだと思いますが、初めての方もチョイチョイお読みの方もみなさまよい年になりますように。
今年は新作映画を公開できると思います。一昨年の5月から毎月のように福島県二本松市のソーラーシェアリング農場を撮っていますが、新作の舞台はそこです。
『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』の続編と思われるかもしれませんが、続編というよりも独立した一作品として作っています。
映画を作り始めると盆も正月もない自分なので元旦も編集しています。日々アイディアが湧いてきて、それをかたちにしています。
さて、完成はいつになるか??
3月には仕上げたいと思っています。そうすると公開は秋頃になるかもしれません。
2024年最後の『原発をとめた裁判長』上映会が12月23日にさいたま市の埼玉会館で行われました。
主催してくださったのは(株)埼玉映画文化協会。キャリア50年を誇る上映会のプロフェッショナルです。
一般社団法人全国映画センターという非劇場型式で上映会を行う28社が所属する組織があるのですが、埼玉映画文化協会の舟橋一良さんは理事を務めていらっしゃいます。
この日は3回上映、平日に300名収容の会場でどれだけお客様が来るのかと思って舞台挨拶に向かいましたが、全く心配無用でした。
毎回熱気がムンムン伝わる客入りで、終わってみたら533名様のご来場!
パンフレットお買い上げの方にサインする時に本作をどうやって知ったのか質問したところ、
「ここの映画会にはよく来る」という答えが多い、多い、多い。
これはつまり、埼玉映画文化協会が選ぶ映画にハズレはないという信頼を得ているということで、非劇場上映のプロというのはスゴいと自分はまぁ、とにかく恐れ入りました。
舟橋さん曰く、「3回全部満席になることもある」とのこと。
パンフレット259冊、DVD13本、サントラCD10枚と、物販も大盛況で2024年最後を飾るすばらしい上映会となりました。
本年もすでに上映会のお申し込みをたくさんいただいています。
政府が原発推進をあからさまにした今、映画の力で喰い止めようとする主催者さんが頼もしいです!
みなさま本年もどうぞよろしくお願いいたします。
<『原発をとめた裁判長』公式サイト DVD、サントラCD、パンフレット販売中>
https://saibancho-movie.com
<『原発をとめた裁判長』上映会サイト(上映スケジュールもご確認いただけます)>
https://saibancho-movie.com/wp/