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映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』監督日記:131 必要とされる

2024/1/26 快晴 能登半島地震と羽田の航空機事故で新しい年が始まった。
震災では今も行方不明の方々がいて、厳寒のなか不自由で不安な避難生活を強いられている方々のことを思うとどんよりとした気分が治らない。

やはり強く思うのは2003年に計画中止となった珠洲原子力発電所がもしも建設されていたらということと、志賀原発の状況だ。変圧器の不具合が公表されたが、ほかにも何かの不具合が起こるような気がしてしかたない。

そんな思いの中、1月12日(金)に新横浜で今年初めての上映会があった。さらに初めてのバリアフリー版上映でもあったので、主催の横浜北生活クラブの方に無理を言って押しかけ講演会をさせていただいた。
定員120名の会場は満席で補助椅子も出ていた。生活クラブには全国各地でもう20回以上も上映会を開催していただいているが、特に神奈川県での上映が多く、この日も運営の方々も会場も熱気を帯びていた。二本松から近藤恵さんも飛び入り参加したので、お客様は大喜びだった。

自分は、志賀原発の状況にからめて本作を広めて行くことの意義をお話しし、近藤さんは農場の現在と未来のお話をされた。会場からは感想を伝えていただいた。原発反対と自然エネルギー普及というご自身の考えが本作を観たことでより強固になったという声がありがたかった。

サイン会でもご感想を伝えていただける。精神衛生上大変よい。

能登半島地震を受けて本作の必要性は益々高まったと思う。今年ももっと多くの方々に映画を届けてゆく。
DVD販売も鋭意準備中だ。

<上映会サイト(上映スケジュールもご確認いただけます)>
https://saibancho-movie.com/wp/

<映画公式サイト>
https://saibancho-movie.com

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