東京には(ある種の)音と匂いと温度がない
先日、梟書茶房で偶然目に留まり、釘付けになった写真集!1970-80年代初頭のパンク「東京ロッカーズ」を撮影した地引雄一さんのもの。そこから思い出したことつらつら、写真が五感を刺激する。
「1970-80年代初頭の若者の熱量と悲哀。地引さんの写真には熱と汗と涙と咽るような匂いがある。」Twitterではそう紹介しました。
この写真集を見て、以前観た写真展「アラーキーのセンチメンタルな旅」が思い浮かびました。
そして自分の「感覚」も思い出しました。
10代で上京した時にある日気づいたこと。。。
「東京には虫がいない」
在住が長くなり、またある日気づいたこと。。。
「東京には(ある種の)音と匂いと温度がない」
繁華街に行けばお店から大音量が流れるし、飲食店から匂いもある程度流れるし、猛暑で暑いじゃないかというものとは違うタイプのものがない。
育ってきた自分の環境にあっていつの間にかどんどんなくなっているものがあることに気づく瞬間。
放っておいてもワクワクしていた東京から、ワクワクするものを探す/創る必要が生じる東京に東京はいつの間にか変わっていたのかもしれません。。
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歩く好奇心。ビジネス、起業、キャリアのコンサルタントが綴る雑感と臍曲がり視点の異論。