人生の中で向いてないと思ったこと
もうほんとに
日に日に人の子の成長や子役の成人を見て、
おっかなびっくりしているけど、
ほとんどのことは向いてないなんて思わず
しぬまでにやりたいなー、
はやめにやりたいなー、
今年中にやるぞー、
今月中にやるぞー、
となんだかんだで好奇心旺盛に取り組んでいる。
(あくまでやりたいことから優先)
でもほんとに編み物だけは全然できない。
中学生のときに、
友だちと編み物かわいいよねー
となって、とりあえず鍵編みでぬいぐるみを作ろうということになった
かぎ一本で編めるやつ
初手がハードだったのかもしれない
あみものの本を買い、なんかよくわからない何かの授業中?に編み物をしていた。
一人一個作る感じなはずなのに私はなぜか友だちと交代ずつその編み物をしていた
多分どちらかといえば真面目な方なわたしと友だちだったから、ルールは守っていたはず
本を見ながら、オタクの話をききながら、うすた京介の話をしながら、編んでいた
編めているのかいないのかもわからず
気づいたら卒業していた
本当にこわい
毛糸とかぎと本はその友達に渡したままだった
あ、私って編み物に興味ないんだな!とあとから気づいた
(正確には編むことに)
休日遊ぶほどでもないような友だちだったから
そのまま何も思わずに過ごしていたら
春休みのある日にその子が家にやってきて玄関先で袋を差し出した。
中には、完成した完璧な、みつばちくまのぬいぐるみと、ペットボトルをいれるものと、かぎと本が入っていた
みつばちのくまは、名前の通りくまがハチの帽子としっぽを付けているみたいなやつ。
その子はずっと持っててごめんねと言った。
驚いたことは覚えているが
そのあと私はお菓子やジュースの1つでもその子にあげただろうか。
でたらめだったはずなので、全部最初から作り直したに違いない。お願いだから当時の私、何かお返ししててくれ。
そのことだけが心配だ。
そのあとの記憶は全くない。
ありがとう。
まだ実家にそのぬいぐるみあるかもしれないし、ないかもしれない。
本は多分ある。
高校生の時もマフラーを編もうと二本の棒を買ったことがあるが、3センチくらいで挫折した。
周りで確実に何度もブームが来ている編み物なので、一旦のってはみるものの、本当に向いてないなと思った。
女子ってなんか編み物ブーム何回か、来るよね?
ミサンガ???みたいなのは意外と得意で机にセロテープ貼ってよく作っていた
なんのために作っていたのだろう
裁縫は好きなのでミシン系はガンガン作れる
でもやっぱり編み物は向いてない
これからも絶対に完成しないと思う
編み物ができる人、心から尊敬している。
あのときの
友だちの家がたしか長く続いてる店だったと思うので、おばあちゃんになったときに
ちらっと訪れてみたいなと思った
昔ここの娘さんにね、みたいなドラマチックな感じで。
ギターも同じように5回ほど挫折しているけど
そっちは諦めてない、
まだ向いてないとは思いたくない。
だから、つまり、やっぱり、
編み物ができる人のことは、尊敬している。