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『Unheard ー罪の代弁ー』クリア感想

クリアまでのプレイ時間は3~4時間程度。「ちょっとしんどくなってきたな〜」というタイミングで「次が最終ステージです」と言ってくれる親切設計。この辺本当にうまいと思う。ゲームの難易度自体は低い。

一応推理ゲームではあるけれども、それはプレイの動機付け程度の簡単なもので、実際はこの特殊なストーリーテリングを楽しむ作品なのだと思う。
というか、ここで描かれる物語を他の媒体で語るのは難しい気がする。そう考えるとこの作品は今までのゲームではそもそも語ることのできなかった物語を描くことにまず成功している。

このゲームの魅力をもう少し考える。
何に似てるかって最初に思いついたのは『Return of the Obra Dinn』。次に思いついたのはPS2の『蚊』、それと『ROOMMANIA#203』(←これはやったことないのでイメージ)。
要は窃視症的なエロティシズムがこれらの作品には共通してあるわけで、その無意識の背徳感が面白さに繋がってんのかなとかなんとなく思った。知らんけど。

あとはー、ローカライズ頑張っててすごいなーとか。声優の声もプレイヤーが混乱しないように似た声にならないようになってたり、登場人物の名前も全部日本人向けに変えてたり。
ごいすー。
DLCも早くローカライズしてくれー。

以上


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