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やらない後悔よりやって大成功〜二日かける御祝い料理〜

”ビーフウェリントン”

…ざっくり言うと先ずキノコやタマネギを細かくした面倒(1)を水気が無くなるまで面倒な感じに炒めたなら面倒(2)を焼いたものに冷めないうちに面倒(3)を塗り、それが冷めれば面倒(4)になる。あ、所でさっき炒めた面倒(1)はそう、予め用意した面倒(5)をめん棒で伸ばした面倒(6)に敷き詰めた面倒の上に更に敷き詰めるためなのである。それが面倒だ。つまりどういう事かというと、この平な面倒、すなわち面倒(7)の上に面倒(3)を塗られて冷め切った面倒(2)…あ、だからそれが面倒(4)か…を載せて包んで焼く料理…

を知っているだろうか?要するに、


すーーーーーーーーーーーーんごい面倒な英国料理

それがビーフウェリントンなのだが私は英国に縁もゆかりもない😜

Gordon Ramsay:参考(1)
ブチギレミーム界の世界的権威であるミシュラン三ツ星ニキ が大興奮するこの料理。↓開始早々作り始めたくて落ち着き0点🤣

参考2
日本語だとこの人を参考にした。家計を慮る事がないモテる為の料理、という感じがして少し抵抗があったが、声がすーんごく素敵な人だった♡


結果、こんな感じ↓

お店みたいにソースを盛り付けようとすると汚れみたいにならから気を付けた方がいい笑

感想

・「500gぐらい二人なら余裕だね」などと考えていると、まあ一食一切れで充分。この後にラザニアが控えていたのだが、ハッキシ言って苦しかった。二人で食べきるのに一日一食一切れとして三日かかって完食ってところか。

ハム:面倒(5)の塩気に、パイ生地:面倒(6)キノコ:面倒(1)マスタード:面倒(3)の香りが抜群で、これだけのパイでも絶対に絶品だから牛肉はローストビーフとかにしてもいいかもしれない。けれどこの面倒に牛肉の匂いと脂を足してみるとどうなるか?そのうえパッカーンとパイを開いた時に綺麗に赤身が残っていたらどうなるか?



ゴードン先生も大興奮である。




ここからは写真に残せた工程を振り返りながら反省をしていく

肉は火を通すのではなく焼き目を付けるのが目的。この写真はつまり面倒(3)を塗る前の面倒(2)である。


安い粒々マスタードを使ったのだが主張が弱かった。

参考の御二人は面倒(3)ディジョンマスタードイングリッシュマスタードを使っていたのだが、なるべく「ディジョンですよ」「イングリッシュでっせ」と謳っているかんじの、権威ある感じのものを使った方がいい。あれば西洋わさびなんか塗っても香りの相性は絶対に💯


生ハムて高いね😩😩😩

・買い出しを忘れていて急遽近所で間に合わせ。スーパーに大容量の安い奴があるのかしら?近所のクリエイトとかだとたったの19gで138円とかで売られていて、「あった!」の刹那でカゴに放っては家計をかえりみない気がしてやっぱり「うーん」ってなるな。「これは安いぞ!」と元気な声で言ったなら「これはバエではなくチエです!」と胸を張って生ハムや塊チーズを掴む買い物ができる経験値がほしい。話が逸れた。

・「しょっぱくなるんじゃない?」という懸念があったけれど、ハッキシ言って、絶対に必要!この塩味が大切!絶対に入れて!と言いたいが私が数年前に味覚をへんにしているという事を知っている筋金入りの鳩尾ファン:筋金ちゃんも中には居るのでハッキシ言った所で信憑性がないのかもしれない。
ま、あったら入れた方がいいよ。




面倒(1):満を持したキノコ玉ねぎ炒め

*一番反省*

・前日に2時間以上かけて作った面倒(1)
こう見えても全然水分量が残っていたらしく、次の写真で解説するがパイの一層目がアレしながらアノ時間放置した時のソレぐらいびっちょびっちょになってしまい、パイが崩壊の危機だった。

・この面倒(1)、マッシュルーム5パックとタマネギ半玉を2時間炒めたものなのだが半分近く余った。もっと炒めてカサが減る事を考えたとしても余る。さすがにここまで材料を使う必要もなかっただろう。…余った所でコレに牛乳とチーズを入れればキノコクリームパスタになるので無駄になることはない…


ここまで来たらオーブンにイン!


「200度のオーブンであのこの生写真と一緒に焼却します」「きゃ〜!」

ウソ。200度で25分。

ナイトォ、ファヤー🎵かもばおばみ🎵かもばおばみ🎵

扇風機ズボボボ、シャンパンシュポン、シュポン、ガッシャン、ベッション、コン、コン、コンコンコン🎵

みちおがクタクタになってきた頃合い、チーン。

 

上手に焼けました〜🎵


いざ入刀!


パッカーン🤭🤭


赤マークが一層目。

・肉の脂もあるのか、ここがまーヒタヒタだった。パイが破けなかったのは、この二重パイ作戦が功を奏したということだろうか。

・或いは単純にこの一層目が焼けていないのかもしれないが、肉が温かかったので火は通っている、という事でよいということとした。

・肉の生焼け具合が判断できる程の経験値もない私だが、「中心が温かければ大丈夫」とどこかで聞いたことがあり、割ったものを接着してもう一度オーブンに入れるというのもどうにも潔くない気がして食べた。大丈夫だった。胸を張って「大丈夫でしょ」と言える料理を食卓に並べられる人間になりたいものだなあ、とテレビの中のヤーレンズをみて私は思うのだった。

そんな大忙しの支度から始まった大御馳走を楽しみ切った頃には今年のM-1も御開きで、「うーん」一番を決めるというのはなかなか難しいものだなと思う。令和ロマンが言っていた「やらない後悔よりやって大成功」というのは実に言い得て成る程妙々という感じで、今年は色々な事に挑戦して失敗した年だったが、…いま行程をこうやって振り返っても溜息しか出ない料理…ビーフウェリントン作りは「これは大成功だ」と胸を張って言える最後の最後にやってきた偉業であり、一年間頑張った自分達への祝福になったのだと思う。来年は料理の記事なんかも書けたらいいなぁ。

今年も一年御世話になりました。来年も宜しくお願い致します。良いお年を。そんな気持ちを込めて、ラストイヤーだったトム・ブラウンの健闘に尊敬を込めて、みちおが言いそうな事大喜利で御開きとさせていただきましょう。


「美魔女の若返りを手伝って、美精子まで戻します」「きゃ〜!」

p.s.上戸彩がみたがってた二本目もおいておくよ〜みんな上戸彩まで拡散してね〜🤭




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